こんにちは、土日休み.com運営部です。
ビジネスフォンの導入を検討する際に迷うことになるのが契約方法です。
大きく分けてリース契約と一括購入がありますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。
今回の記事ではビジネスフォンの契約方法について、それぞれのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
そもそも、ビジネスフォンのリース契約とは?
「リース契約について良く分からない」という方のために、どのようなものかを先に解説しておきます。知っている方は読み飛ばして頂いて結構です。
リース契約とは、「長期に渡って借りる」という契約です。レンタルとの違いはその期間で、基本的に5年〜7年間の契約となります。
支払いは月々に定額を支払うことになり、リース料金という形でリース会社に支払います。
ビジネスフォンの主な契約形態はリース契約と一括購入の2種類!
最初に申し上げたように、ビジネスフォンの契約形態にはリース契約と一括購入の2種類です。
また、一括購入の場合は新品と中古のどちらを購入するか選択することになります。
この点を踏まえると、ビジネスフォンの契約方法は以下の3つから選ぶことになります。
- リース契約
- 新品を一括購入
- 中古品を一括購入
ビジネスフォンをリース契約するメリット・デメリットとは?
ここではビジネスフォンをリース契約するメリットとデメリットについて解説します。
ビジネスフォンをリース契約するメリット
ビジネスフォンをリース契約するメリットは主に3つです。
1つ目は、初期費用がほとんどかからないという点です。
一括購入の場合は機器の代金から工事費用まで、はじめにまとまったお金を用意する必要があります。
しかし、「資金繰りが厳しい」「他の事業にお金を回したい」という方も多いことかと思います。
リース契約の場合はそれらをまとめた上で月々に定額を支払えば良いので、初期費用がほとんど必要なく、負担を分散することが可能になります。
2つ目は、経費の計上が可能で事務処理の手間も少ないという点です。
リース契約によって支払う月々のリース料金は、全額を経費計上できます。
そして、一括購入をした場合は原価償却処理などが必要となりますが、リース契約の場合は必要ありません。
経理部があるような規模の会社は良いですが、そうでない場合には、原価償却処理などは大きな負担になります。
そのような手間などもトータルで考慮した上で、費用対効果の高い契約方法を選ぶことが大切です。
3つ目は、最新の機種や高性能な機種が利用できるという点です。
一括購入では手が出ないという最新の機種や高性能な機種も、リース契約であれば選択肢に入ってくるでしょう。
実際に機能性に優れた機種を導入したことで業務効率が上がり、売り上げが伸びたという会社様も数多くいらっしゃいます。
そういった意味では、リース契約は初期費用が少なく済む設備投資としても有効なのではないかと思います。
また、リース契約の機種はいずれも新品なので、中古品のような故障や不良といったリスクはありません。
『メリット』
- 初期費用がほとんどかからない
- 経費の計上が可能で事務処理も楽
- 最新の機種や高性能な機種が利用可能
ビジネスフォンをリース契約するデメリット
ビジネスフォンをリース契約するデメリットは主に3つです。
1つ目は、契約期間中の解約ができないという点です。
リース契約は基本的に中途での解約ができず、解約をする場合は大きな解約金を支払うことになります。
契約の期間が長いため、契約は慎重に行った方が良いでしょう。
2つ目は、所有権はリース会社にあるため、自由な処分はできないという点です。
一括購入の場合は自分の都合で売り払うことや捨てることも可能ですが、リース契約の場合は所有権がリース会社にあるためそうはいきません。
ただし、捨てる時にもお金がかかることを考慮すると、リース期間が終われば無償で引き取ってくれるというメリットにもなります。
3つ目は、料金は購入した場合に比べて割高になるという点です。
リース契約の場合は、トータルの料金にリース利率がかかった金額を、月々に分散させて支払うことになります。
そのため、トータルで支払う料金は一括購入よりもかなり割高になります。こちらがリース契約において一番のデメリットと言えるでしょう。
経費計上による節税額や減価償却処理などの手間なども考慮した上で、リース契約をする価値があるかを決めましょう。
『デメリット』
- 契約期間中の解約ができない
- 自由に売却などの処分ができない
- トータル料金は一括購入よりも割高
ビジネスフォンを一括購入するメリット・デメリットとは?
次はビジネスフォンを一括購入するメリットとデメリットについて解説します。
ビジネスフォンを一括購入するメリット
ビジネスフォンを一括購入するメリットは主に2つです。
1つ目は、長期的に使うとトータルコストはリース契約より安くなるという点です。
トータルの料金がリース契約よりも安くなるのが、一括購入の大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、リース契約は5年〜7年の契約が多いため、基本的にはそのくらいの期間使用することが前提です。
2つ目は、会社の所有物として自由に売買などの処分ができるという点です。
リース契約とは違い、自社のものとして自由に売却や捨てるなどの処分ができます。
「新しいビジネスフォンを購入する時に売却する」といったことも可能です。ただし、ビジネスフォンの中古品の値段を見ると買取金額がかなり安くなることは覚悟しておきましょう。
『メリットまとめ』
- トータルで支払う金額はリース契約よりかなり安くなる
- 会社の所有物として自由に売却などができる
ビジネスフォンを一括購入するデメリット
ビジネスフォンを一括購入するデメリットは主に2つです。
1つ目は、初期費用がかなりかかるという点です。
ビジネスフォンは安い買い物ではありません。
初めてビジネスフォンを購入するというお客様を相手にする際も「ビジネスフォンって思っていたよりも高いんですね」という感想をよくいただくくらいです。
機器本体や工事代などを一気に支払うとなると、会社にとっては一度に大きなお金が出ていくことになり、負担になりますよね。
このような事情があるため、ビジネスフォンは業界全体でリース契約の形態をとる販売会社が多いです。
2つ目は、減価償却処理などが必要で、経理に負担がかかるという点です。
リース契約の時にも触れましたが、原価償却処理や資産としての処理は会計上の大きな負担となります。
『デメリットまとめ』
- 初期費用が高い
- 減価償却処理などが必要で、会計上の負担になる
ビジネスフォンを契約方法は結局どれがおすすめ?
ここまでリース契約と一括購入についてお話ししてきましたが、メリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
リース契約 | 新品を一括購入 | 中古品を一括購入 | |
メ リ ッ ト |
初期費用がほとんどかからない | 長期的に使うと価格は リース契約より割安 |
長期的に使うと価格は リース契約より割安。 トータルコストは一番安い |
経費の計上が楽 | 会社の所有物として自由に 売買などの処分ができる |
会社の所有物として自由に 売買などの処分ができる |
|
最新の機種や 高性能な機種が利用できる |
最新の機種を使用できる | ー | |
デ メ リ ッ ト |
契約期間中の解約ができない | 初期費用が高い | 新品ほどではないが 初期費用が高い |
所有権はリース会社にある | 安い機種を探すと 型落ち品になる |
不良品や故障などのリスクが高い | |
料金は購入した場合に 比べて割高になる |
原価償却のための 事務処理が必要 |
原価償却のための 事務処理が必要 |
どの導入方法にもメリットとデメリットがあり、一概にどれかをおすすめすることはありません。
しかし、あえて挙げるとしたら、ビジネスフォンの契約形態で一番メジャーなリース契約がオススメです。
最近のビジネスフォンはひと昔前よりも進化したものが多数あります。
スマホとの連動を強化した機種など、新しいものが会社の業務効率の向上や生産性の向上に役立つのは事実なので、目先の費用だけではなくコスパや費用対効果を考えて契約方法を選ぶようにしましょう。
まとめ
ここまでビジネスフォンの契約方法についてまとめてきました。
結局は、それぞれの会社の状況に合わせて選択をすることが、最適な契約方法を選ぶ上で必要になってきます。
また、契約方法だけではなく、会社に適したビジネスフォンを選ぶことも大切です。適したビジネスフォンを選ぶことができれば、コストを削減しつつ、会社の業務効率化や働きやすさの向上に大きく貢献してくれるでしょう。
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