こんにちは、土日休み.comです。
今回はビジネスフォンの故障が起きたときの対処法と買い替えおすすめ機種を解説します。
ビジネスフォンは耐用年数が6年とされていますが、実際には10年以上使い続けているなんて場合もあります。
日々の業務をこなす中で、通話中にノイズが聞こえたり、ボタンの反応が鈍くなったりと不具合を感じていませんか?
また急にビジネスフォンが急に使えなくなってしまったという場合もあるでしょう。
故障や障害の原因は埃によるものだったり、経年劣化によるものだったりと様々です。
この記事ではビジネスフォンに故障・障害が起きた際の注目ポイントと買い替えおすすめTOP3機種を解説していきます。
ビジネスフォンが故障したら「自分で修理できるのか?」「修理費用はどれくらいか?」「買い替えたほうがいいのか?」などの疑問が解決するように解説しますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
ビジネスフォンに故障・障害が起きた際の注目ポイント
はじめにビジネスフォンに故障・障害が起きた際の注目ポイントを解説します。
故障・障害が起きた際の注目ポイントは以下の3つがあります。
- 障害・故障の原因究明
- できる応急処置があるか
- 修理費用はどれくらいかかる?買い替えるより安い?
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
故障・障害の原因究明
ビジネスフォンの故障・障害の原因を、個人で直ぐに判断するのは難しいです。
故障や障害のケースによって様々なパターンがあります。
トラブル | 考えられる原因 |
全てのビジネスフォンが通話できない | 主装置の故障 |
ソフトウェアの不具合 | |
ビジネスフォン本体の故障 | |
ケーブルの断線・接続不良・ケーブル外れ | |
電話回線の遮断(回線側の不具合) | |
一部のビジネスフォンだけ通話ができない | 主装置のユニット故障 |
ビジネスフォン本体の故障 | |
ケーブルの断線・接続不良・ケーブル外れ | |
ビジネスフォンの内線通話が繋がらない | 主装置のユニット故障 |
ビジネスフォン本体の故障 | |
ケーブルの断線・接続不良・ケーブル外れ | |
コードレス電話機の通話が途切れる | 主装置の故障 |
ソフトウェアの不具合 | |
ビジネスフォン本体の故障 | |
ケーブルの断線・接続不良・ケーブル外れ | |
電話回線の遮断(回線側の不具合) |
上記の表のようにビジネスフォンの故障や障害には様々なケースがあり、ケース毎に考えられる原因が異なります。
他にも「通話中雑音がする」「ボタンの反応が悪い」「ディスプレイの表示がつかない」など故障かなと考えられる初期症状のようなケースもあります。
ビジネスフォンに故障・障害が起きた際は、まず故障の具体的な症状を把握しましょう。
また故障・障害が起こったビジネスフォンが一部の場合は、本体の交換を行う場合があるため、そのビジネスフォンのボタンやバックランプなどの電話機の設定などをメモし、新しい電話機に同じ設定を行えるようにしておくとスムーズに移行できます。
できる応急処置はあるか
ビジネスフォンの故障・障害が起きた際に自分でできる応急処置を解説します。
故障個所と応急処置の方法は以下の表の通りです。
故障個所 | 応急処置 |
全てのビジネスフォンが動作しない | 回線の不具合を確認する 光回線の場合はONU、ホームゲートウェイ、光電話アダプタが正常に動作しているか確認する コンセント・ケーブルを一度抜き、再度しっかりとさしてみる |
キャリア側に通信障害がないかどうか問い合わせをする | |
一部のビジネスフォンが故障した場合 |
ケーブルの接続を確認する |
電話機に近い順に配線を抜き差しする | |
配線に問題がない場合 | 電話機本体の故障か主装置の故障か調べるため 正常に動作している他のビジネスフォンと入れ替えてみる |
主装置の再起動を行う 電源を1度オフにした上で5~10分待ち、再度オンにする |
|
主装置が故障している場合 | 専門的な知識が必要なため、メーカーや販売業者に相談する |
ビジネスフォンの故障時の対処法については別記事にて解説していますので、詳しくは『ビジネスフォンが繋がらない場合に試すべき症状別対処法一覧』をご覧ください。
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修理費用はどれくらいかかる?買い替えるより安い?
ビジネスフォンの修理費用の目安を解説します。
故障部位によって値段が異なり、目安としては以下の表のような修理費用が掛かります。
故障個所 | 修理費用 |
主装置(PBX) | 10,000~20,000円程度 +修理スタッフ派遣費用が15,000~ |
電話機本体 | 3,000~5,000円 |
ケーブルなどの故障 | 10,000~20,000円 +修理スタッフ派遣費用が15,000~ |
また業者へ修理をお願いする場合は以下の注意点があります。
- 故障中の代替機があるか確認する
- コストを抑えたい場合は何社かに見積もりを取る
- 買い替えのほうが安くなる場合もある
表にて修理費用の目安を挙げましたが、複数台故障している場合や複数個所が故障している場合は、修理を行うよりも買い替えを行ったほうが安くなる場合があるため、必ず見積もりを行ってから判断をするようにしましょう。
ビジネスフォンの買い替えの価格については別記事にて解説していますので、詳しくは『ビジネスフォン(PBX)にかかる費用の内訳とは?トータルコストや情報の少ない相場も解説!』をご覧ください。
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買い替えにおすすめのビジネスフォンTOP3
ここからは買い替えにおすすめのビジネスフォンを解説していきます。
1位:モバビジ
モバビジはコストパフォーマンスに優れ、音声品質に定評があるクラウドPBXです。
故障からの乗り換えではコストが安く、直ぐに導入可能な点が最も大きなメリットとなります。
モバビジの特徴を簡単に説明すると、モバビジは「持ち運べるビジネスフォン」としていつでもどこでもスマホでオフィスの電話番号(03や06番号を含む)の発着信ができます。
一般的なクラウドPBXは環境によって通話品質が不安定となることがありますが、モバビジは通話品質劣化に対して、「VoLET回線では電波劣化時に迂回で安心」「NGN網ではNTTの専用網で悪化なし」「WiFiルーター使用時にはLTE優先制御でWi-Fi時も悪化なし」と3つの対策をとっており、安心して使用が可能です。
スマホアプリも専用のものがあり、簡単に導入可能で、UIもビジネスフォンを意識して作られているため使いやすいものとなっています。
また初期費用・初月費用0円、電話番号追加で追加費用0円などの施策が行われており、コストパフォーマンスが良いです。
モバビジに搭載されている機能は以下のようなものがあります。
- 0ABJ番号
- グループ着信
- 保留転送
- 発進番号選択
- クラウド電話帳
- テキストチャット
- 音声ガイダンス
- 着信優先機能
- スマホ専用アプリ
- 既存ビジネスフォンとの併用可能
モバビジの料金は以下の表の通りです。
クラウドサーバー基本料 | クラウドサービス利用料 | |
月額料金(税込) | 550円 | 385円 |
※表での料金は目安です。実際の金額は契約数やオプションによって追加料金がかかります。詳しくはモバビジの公式HPをご覧ください。
2位:SAXA PLATIAⅡ
サクサ(saxa) PLATIA IIは人気のあり、価格が安く高性能なビジネスフォンです。
PLATIA IIは他社のビジネスフォンと比べ価格が安いためでビジネスフォンの中で買い替えには最適ですが、ビジネスフォンからビジネスフォンへの買い替えとなるため、工事などによって直ぐに運用ができない点がデメリットです。
PLATIA IIの特徴を簡単に説明すると、コードレス子機が優秀で、防水・防塵に対応し、濡れた手や汚れた手でもそのまま操作することができるため、様々な職場で利用できます。
スマホの内線化にも対応しており、専用アプリ「MLiner」で簡単に導入し利用が可能です。
価格が他社のものと比べて安いところが魅力の1つですが、性能面でも負けておらずIVR機能やビジネス・セーフティシステムなどの便利機能が搭載されています。
サクサ(saxa) PLATIA IIに搭載されている機能は以下のようなものがあります。
- マルチライン対応シームレスコードレス
- マルチゾーン対応
- ナンバーディスプレイ対応
- 電話帳機能 最大10,000件
- 短縮ダイヤル 最大10,000件
- ワンタッチダイヤル
- 発信履歴 10,000件
- 着信履歴 10,000件
- 非接触充電対応
- スマホの内線電話化
- 他拠点をIPネットワークで接続
- IP電話
- 高速ネットワーク対応
- 電話の振り分けの自動化
- ボイスメール機能
- さかのぼり録音
- 通話録音
- 不在転送
- 留守番モード自動切替
- 留守番モニタ
- 迷惑電話メッセージ応答
- 不審者への警告・通報機能
- 緊急地震速報対応
- 検索機能
- PC保存
- メッセージディスプレイ
- 外線転送不成立メール送信
- 通話情報管理オプション
- ひかり電話オフィス
- おとくライン(ISDN回線)
PLATIAⅡの価格は以下の表の通りです。
設置台数 | 標準価格 | リース料金 |
3台 | 257,400円~ | 3,850円~ |
8台 | 440,000円~ | 6,600円~ |
※表での料金は目安です。実際の金額は契約数やオプションによって追加料金がかかります。詳しくは販売業者の公式HPをご覧ください。
サクサ(saxa) PLATIA IIについて別記事にて解説していますので、詳しくは『saxa PLATIAⅡの評判やメリット・デメリットをレビューしてみた。』をご覧ください。
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3位:NAKAYO NYC-Si
NAKAYO NYC-Siは業種に特化したオプションが豊富で、一般的な使い方から専門的な使い方まで可能なビジネスフォンです。
NYC-Siはコールセンターで必要となる簡易IVR機能や福祉施設でのナースコールシステムといった専門分野に特化したオプションが豊富にラインナップされているため、専門的な使い方を求めている会社におすすめです。
NYC-Siの特徴を簡単に説明すると、白黒反転可能な大型のディスプレイが搭載され、7色着信ランプやディスプレイの角度調整など使いやすさが重視されてデザインされているビジネスフォンです。
また電話帳・着信履歴などの保存できるデータ量が多く、電話帳登録は最大10,000件、着信履歴は最大10,000件、発信履歴は最大8,000件を保存することができます。
先述した通りコールセンター向けの機能やホテル業向けの機能、福祉業向けの機能など業種に特化したオプションが充実しています。
NAKAYO NYC-Siに搭載されている機能は以下のようなものがあります。
- ナンバーディスプレイ
- 着信拒否
- 転送電話
- 留守番電話
- ひかり電話
- 着信お待たせ機能
- 電話帳
- 着信履歴・発信履歴
- 会議通話機能
- 緊急地震速報
- 着疑似話中返し
- 即時転送
- 外線間転送
- 携帯ブラウザ連携
- 盗難防止機能
- 不審者威嚇機能
- リモートコールパック
- 7色バックライト
- 通話録音
- コードレス電話機対応
NYC-Siの料金は以下の通りです。
台数 | 新品料金 | リース料金 |
3台 | 257,400円~ | 3,850円~ |
8台 | 440,000円~ | 6,600円~ |
※表での料金は目安です。実際の金額は契約台数やオプションによって追加料金がかかります。詳しくは各販売会社の公式HPをご覧ください。
NAKAYO NYC-Siについて別記事にて解説していますので、詳しくは『NYC-Siの料金や評判は?導入のメリット・デメリットを徹底解説!』をご覧ください。
こんにちは、土日休み.com運営部です。 今回はナカヨのNYC-Siについて解説していきます。 ナカヨのNYC-Siといえば当サイトで紹介している各業種別のおすすめビジネスフォンランキングで上位に入る人気機種です。 特に医[…]
まとめ
今回はビジネスフォンに故障・障害が起きた際の注目ポイントと買い替えおすすめTOP3機種を解説しました。
ビジネスフォンが故障した場合、自分で修理することは基本的にはできません。
自分で行えることは配線やコンセントが抜けていないかをチェックするか、主装置の再起動を試す程度です。
故障・不具合を解決するには販売元かメーカーに修理依頼を出す必要があります。
修理費用については記事内の表の通りとなっていますが、主装置や配線の修理の場合は業者が修理にくるため、スタッフの派遣費用が追加でかかるので注意が必要です。
また修理を行う前に見積もりを必ず取りましょう。
修理するよりも買い替えを検討したほうが安くなる場合があるからです。
買い替えるビジネスフォンは可能ならば、導入コストが安く直ぐに導入できるクラウドPBXがおすすめです。