こんにちは、土日休み.comです。
4月は部署の異動や新入社員の採用もあり、ビジネスフォンの需要が急増する季節です。
新しく人が増え、ビジネスフォンを増設しなければならない場合もあるでしょう。
この記事ではビジネスフォンの増設の際の注意点、注目ポイント、増設時におすすめのトップ3選を解説していきます。
「ビジネスフォンの増設の仕組みが知りたい」
「ビジネスフォンの増設には費用がいくらかかるのか?」
「増設は自分でできるのか?」
「そもそもビジネスフォンの増設の仕方がわからない」
上記のようなビジネスフォンを増設する際の疑問が解決するように解説しますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
ビジネスフォンを増設する際の注意点
ビジネスフォンを増設する前の注意点を解説します。
増設前の注意点は以下の通りです。
- 主装置(PBX)に増設可能な空きがあるか
- 電話回線の変更が必要かどうか
- メーカーと機種
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
主装置(PBX)に増設可能な空きがあるか
現在使用しているビジネスフォンの主装置(PBX)に増設可能な空きがなければ増設はできません。
主装置の空き状況は増設の際に、一番注意しなければならない点です。
ビジネスフォンは契約の際に主装置に接続できる最大台数が決められています。
例えばNTT製のビジネスフォンαA1では主装置1台につき、Standardの場合12台まで、Professlonalの場合は100台まで接続することが可能です。
そのため既に最大の台数を使っていたら、そのままでは増設をすることはできません。
主装置を増やしたり契約するプランを変更する必要があります。
電話回線の変更が必要かどうか
増設に伴い電話回線の変更が必要になるかどうかも注意するポイントの1つです。
現在ビジネスフォンの主装置が対応している主な電話回線は以下の3つがあります。
- ひかり電話
- アナログ回線
- ISDN回線
契約したビジネスフォンは電話回線の種類によって接続できる台数が異なります。
主装置の増設で接続台数を確保したとしても、使いたい電話回線の最大接続台数が足りなかった場合は、電話がかからない・かかってこないといったトラブルに陥ってしまう場合もあります。
増設する際には主装置の最大接続台数だけでなく、電話回線毎の最大接続台数にも注意が必要です。
メーカーと機種
ビジネスフォンを増設する際の注目ポイント
ビジネスフォンを増設する際の注目ポイントは以下のようなものがあります。
- コードレス電話機なら増設も簡単
- 費用はいくらかかるのか
- 自分で増設できるのか
コードレス電話機なら増設も簡単
ビジネスフォンを増設する際には子機としてコードレス電話機を増設するのが簡単でおすすめです。
ほとんどのメーカーの機種でコードレス電話機の増設ができます。
コードレス電話機のメリットは以下の通りです。
- 受診範囲ならどこでも通話ができる
- サイズがコンパクトで省スペース
- 内線通話によってコスト削減
増設には専門知識・技術が必要になるため、電話工事会社へ依頼する形になります。
コードレス電話機については別記事にて解説していますので、詳しくは『コードレス電話機・コードレス型ビジネスフォンのメリットとは?オススメの機器も紹介!』をご覧ください。
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費用はいくらかかるのか
ビジネスフォンを増設にかかる費用を解説します。
従来のビジネスフォンの増設にかかる費用は以下の通りとなっています。
- ビジネスフォン本体代
- 場合によっては追加主装置代
- ビジネスフォン設定費
- 配線・取付費用
- 派遣費用
- 諸経費
ビジネスフォンによってケースが異なるため、具体的な金額を出すのは難しいですが、目安としては1台毎に80,000円~130,000円程度かかります。
自分で増設できるのか
ビジネスフォンの増設は自分で行うことはできません。
ビジネスフォンを使えるようにするためには専門的な知識と技術が必要です。
また新たに電話回線を引く必要がある場合、外の電柱からオフィスまで配線工事を行う必要があります。
ビジネスフォンの増設工事は専門の業者に依頼するようにしましょう。
増設の際の工事費と増設工事の詳細については、別記事にて解説していますので、詳しくは『ビジネスフォンを増設する時の流れを種類別で解説!増設費用を安く抑えるには?』 をご覧ください。
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増設時におすすめのビジネスフォンTOP3
ここからは増設にかかる注意点や注目ポイントを踏まえた上で、おすすめのビジネスフォンを紹介していきます。
1位:モバビジ
モバビジはコストパフォーマンスに優れ、音声品質に定評があるクラウドPBXです。
モバビジは「持ち運べるビジネスフォン」としていつでもどこでもスマホでオフィスの電話番号(03や06番号を含む)の発着信ができます。
一般的なクラウドPBXは環境によって通話品質が不安定となることがありますが、モバビジは通話品質劣化に対して、「VoLET回線では電波劣化時に迂回で安心」「NGN網ではNTTの専用網で悪化なし」「WiFiルーター使用時にはLTE優先制御でWi-Fi時も悪化なし」と3つの対策をとっており、安心して使用が可能です。
スマホアプリも専用のものがあり、簡単に導入可能で、UIもビジネスフォンを意識して作られているため使いやすいものとなっています。
また初期費用・初月費用0円、電話番号追加で追加費用0円などの施策が行われており、コストパフォーマンスが良いです。
モバビジに搭載されている機能は以下のようなものがあります。
- 0ABJ番号
- グループ着信
- 保留転送
- 発進番号選択
- クラウド電話帳
- テキストチャット
- 音声ガイダンス
- 着信優先機能
- スマホ専用アプリ
- 既存ビジネスフォンとの併用可能
モバビジの料金は以下の表の通りです。
クラウドサーバー基本料 | クラウドサービス利用料 | |
月額料金(税込) | 550円 | 385円 |
※表での料金は目安です。実際の金額は契約数やオプションによって追加料金がかかります。詳しくはモバビジの公式HPをご覧ください。
2位:サクサ PLATIAⅡ
サクサ(saxa) PLATIA IIは人気のあり、価格が安く高性能なビジネスフォンです。
コードレス子機が優秀で、防水・防塵に対応し、濡れた手や汚れた手でもそのまま操作することができるため、様々な職場で利用できます。
スマホの内線化にも対応しており、専用アプリ「MLiner」で簡単に導入し利用が可能です。
価格が他社のものと比べて安いところが魅力の1つですが、性能面でも負けておらずIVR機能やビジネス・セーフティシステムなどの便利機能が搭載されています。
サクサ(saxa) PLATIA IIにに搭載されている機能は以下のようなものがあります。
- マルチライン対応シームレスコードレス
- マルチゾーン対応
- ナンバーディスプレイ対応
- 電話帳機能 最大10,000件
- 短縮ダイヤル 最大10,000件
- ワンタッチダイヤル
- 発信履歴 10,000件
- 着信履歴 10,000件
- 非接触充電対応
- スマホの内線電話化
- 他拠点をIPネットワークで接続
- IP電話
- 高速ネットワーク対応
- 電話の振り分けの自動化
- ボイスメール機能
- さかのぼり録音
- 通話録音
- 不在転送
- 留守番モード自動切替
- 留守番モニタ
- 迷惑電話メッセージ応答
- 不審者への警告・通報機能
- 緊急地震速報対応
- 検索機能
- PC保存
- メッセージディスプレイ
- 外線転送不成立メール送信
- 通話情報管理オプション
- ひかり電話オフィス
- おとくライン(ISDN回線)
PLATIAⅡの価格は以下の表の通りです。
設置台数 | 標準価格 | リース料金 |
3台 | 257,400円~ | 3,850円~ |
8台 | 440,000円~ | 6,600円~ |
※表での料金は目安です。実際の金額は契約数やオプションによって追加料金がかかります。詳しくは販売業者の公式HPをご覧ください。
サクサ(saxa) PLATIA IIについて別記事にて解説していますので、詳しくは『saxa PLATIAⅡの評判やメリット・デメリットをレビューしてみた。』をご覧ください。
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3位:NTT αA1
NTT αA1はNTT製で、新品ビジネスフォンのトップシェアを誇る人気ビジネスフォンです。
保留転送などといった標準機能に加え、スマートフォンやパソコンとの連携ができ、オプションに加入することでより便利に扱うことができます。
αA1は保守管理を全てNTTに任せられるという点が大きなメリットです。
他社のビジネスフォンの場合、ビジネスフォンが故障したときは主装置までが販売業者の対応となり、ONUから外の回線の問題だったときはNTTの対応となります。
他社のビジネスフォンに比べ価格が高い点がネックとなりますが、性能面、メーカーからの充実したサポートなどがあり高い評価を受けているビジネスフォンです。
NTT αA1にに搭載されている機能は以下のようなものがあります。
- ナンバーディスプレイ対応
- 留守番電話
- 転送電話
- 電話帳機能 最大1,000件
- 短縮ダイヤル 最大1,400件
- ワンタッチダイヤル
- 発信履歴20件
- 着信履歴32件
- 7色着信ランプ
- センサ連動機能
- ボイスメール機能
- ひかり電話オフィス
- おとくライン(ISDN回線)
- IP電話
NTT αA1の価格は以下の表の通りです。
設置台数 | 新品価格 | リース料金 |
3台 | 450,000円~ | 3,000円~ |
8台 | 550,000円~ | 3,000円~ |
10台 | 800,000円~ | 3,000円~ |
※表での料金は目安です。実際の金額は契約数やオプションによって追加料金がかかります。詳しくは販売業者の公式HPをご覧ください。
NTT αA1について別記事にて解説していますので、詳しくは『NTT αA1の評判やメリット・デメリットをレビューしてみた。』をご覧ください。
こんにちは、土日休み.com運営部です。「電話」や「インターネット回線」と言えば、様々な業者が携わっていますが、大元はNTTが統括しています。ビジネスフォンでもNTTの機種が販売されており、高いシェアを誇っています。[…]
まとめ
今回はビジネスフォンの増設の際の注意点、注目ポイント、増設時におすすめのトップ3選を解説しました。
ビジネスフォンの増設作業は専門的な知識と作業が必要となるため、決して自分で行わず、業者に依頼するようにしましょう。
増設するビジネスフォンを選ぶ際には価格だけで選ばずに、メーカーや機種、現在の主装置で使えるものなのか、現在の電話回線で使用できるかどうかを業者に確認するのをおすすめします。
またおすすめしたビジネスフォンのように、ビジネスフォンの導入時から増設が簡単だったり、増設コストがあまりかからないものを選ぶことも重要です。
ビジネスフォンの増設には費用が多くかかるため、しっかりと計画を立てて費用を抑えた電話環境を構築するようにしましょう。