【2021年】トビラフォン Cloudの料金や評判は？導入のメリット・デメリットを徹底解説！

こんにちは、土日休み.com運営部です。

今回は、クラウド型ビジネスフォンサービスを展開しているトビラフォン Cloudについて紹介していきます。トビラフォン Cloudは、クラウドPBXを利用したサービスとなります。

「クラウドPBXってなんだろう」
「ビジネスフォンの違いはなんだろう」
と思った人は是非解説を読んでいってください。

トビラフォン Cloudとは？

トビラフォン Cloudは、クラウドPBXを利用したビジネスフォンサービスとなります。

PBX・クラウドPBXという言葉をそもそも聞いたことがない。という方も多いと思いますので、まずPBXやクラウドPBXから解説していきます。

まず、PBXとは内線や外線などの複数の構内電話機を接続する電話交換機の事で、基本的に会社にPBXの機械を設置して使用します。このPBXにより拠点間の内線を一括で管理することができます。

また、PBXは拠点間の内線を一括で管理できる分、設置費用が数百万円以上かかる場合があります。しかし高額な分、数千台など沢山の電話機を接続することができます。

PBXとビジネスフォンは、同じもとだと認識されがちですが同じものではありません。

ビジネスフォンはさらにビジネスフォンを使うのに必要な交換機の設置が必要で、その交換機とビジネスフォン専用の電話機があって初めて利用することが出来ます。

ビジネスフォンはPBXと比べると安価で設置できますが、数千台の接続は難しく、多くて百台程度の接続の規模になります。

そして、クラウドPBXとは設置すると高価なPBXをインターネットに接続して利用できるサービスのことです。

インターネット上から利用できる事によって、PBX本体を会社に設置する必要がなくなり安価で電話環境の構築が可能になりました。

この環境をサービスとして展開しているのが、トビラフォン Cloudになります。

トビラフォン Cloudの特徴

クラウドPBXなどを解説したところで、トビラフォン Cloudの特徴を紹介していきます。

トビラフォン Cloudは、PBX装置の購入やそれに伴う配線工事が不要で、スマートフォンに専用のアプリを入れるだけで、会社の電話とプライベートの電話を分けて使うことができます。

また、クラウド上での管理の為、クライアントの電話番号管理や利用状況、録音音声データの一元管理なども可能です。

トビラフォン Cloudの料金

ここでは、トビラフォン Cloudの料金を紹介していきます。

まず最初に、基本セット初期費用として33,000円かかります。これは、初回申込の際に発生します。それ以降は費用は発生しません。

毎月かかる費用として、3,300円+通話料が発生します。

その他オプション費用としてフリーダイヤル工事費用とフリーダイヤル月額費用が費用であれば追加することが出来ます。

その他事務手数料と通話料がかかります。各費用は下記となります。

オプション費用

事務手数料の費用

なお、事務手数料は申込単位毎に発生します。

国内通話料

トビラフォン Cloudは、国内通話料やトビラフォン Cloud利用者同士などの使用が無料なので通信費のコストも抑えられる可能性が高いのと、基本セット初期費用が33,000円とコストが削減できそうです。

トビラフォン Cloudの評判・口コミ

ここではトビラフォン Cloudの評判・口コミについて紹介していきます。

電話回線ではなく、クラウドフォンなので音声が聞きにくいという意見が多く、音声品質の向上を希望する意見が多かったです。

また、マニュアルを見ながらでは解決しないことがあり、電話で直接問い合わせをしなければならなかったという意見もありました。

あまり機械が得意ではない人は設定に苦労しそうです。

トビラフォン Cloudを導入するメリット・デメリット

ここでは、トビラフォン Cloudを導入するメリット・デメリットを紹介していきます。

自分にトビラフォン Cloudが合っているのか合っていないのか確認しておきましょう。

トビラフォン Cloudを導入するメリット

リーズナブルな価格

2人からの契約でも使用可能で、導入が短時間で可能な為、新規事業の立ち上げで設備投資にお金をかけられない方にも契約しやすい価格です。

クラウドで管理画面に集約できる

主に管理画面で出来ることは下記となります。

電話回線で契約しているとできませんが、クラウドPBXで契約するとWeb上で使用状況などを管理することができます。

1人が登録した連絡先をクラウド上でシャアすることが出来たり、通話を録音出来るため早期のトラブル解決にも役立つので便利です。

また、どの位電話を使っているのか・着信があるのかも見える化出来る為、日々の進捗管理にも役立ちます。

トビラフォン Cloudを導入した際のデメリット

通信環境が悪いことでは使いにくい可能性がある

トビラフォン Cloudは、インターネット回線を使用しているため通信環境が悪いところでは電話環境も悪くなる傾向になります。

通信環境があまり良くない場所で使い続けなくてはいけない場合には、安さより安定を重視した方がいいかもしれません。

電話できない番号がある

トビラフォン Cloudでは、110番の警察通報・119番の消防通報や一部のフリーダイヤルに発信することができません。

ホームページには、接続可否番号一覧の掲載があるので、契約前に必ず確認しておきましょう。

トビラフォン Cloudが向いている会社と向いていない会社は？

クラウドPBXのトビラフォン Cloudを導入検討する上で、自分の会社にサービスが向いてる・向いてないかも検討する上で非常に重要なポイントになります。下記まとめて紹介していきます。

トビラフォン Cloudが向いている会社

設備費用をかけたくない会社

トビラフォン Cloudは、電話設備・配線などの設備費用が不要なため低コストでサービスを使うことが出来ます。

電話回線を引くと高額な料金がかかる可能性が高い為、安価で安定した電話を使いたい場合にはおすすめです。

一括で利用状況を管理したい会社

毎月電話を利用することで必ず費用は発生します。

どの位使用していて無駄がなく使用出来ているか確認するために一括で利用状況を確認できるのは、非常にうれしい機能です。

トビラフォン Cloudが不向きな会社

コールセンター業務を行っている会社

口コミでもあるように、音声品質向上を求める声が挙がっていました。

電話回線ではない為、なかなか音声をクリアにすることは難しいようです。

音声が悪いと、何度も繰り返し用件を聞くことになります。

コールセンター業務などで電話での仕事がメインの場合には使勝手が悪そうですので、向いていないかもしれません。

今使っている電話番号を使い続けたい

トビラフォン Cloudは、今使用している電話番号を引き続き使うことは出来ません。

050番号が新たに用意されますので、それを使用していくことになります。

場合によっては電話番号の変更の連絡を別途しなくてはならない為、負担が増えるかもしれません。

どうしても電話番号を変えられないなどの事情がある人は、向かないかもしれません。

まとめ

トビラフォン Cloudは、電話回線での契約と違い設備投資やコストが削減できる可能性が高い為、少人数での会社や創設したばかりの会社などにおすすめです。

また、特に現在はテレワークなどが進んでおり会社だけの電話対応ではなく自宅で携帯電話からのやり取りが増えているところも多いのではないでしょうか。

現在、電話回線で契約している会社も見直しすることによって、大幅なコスト削減になる可能性もあるため、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。