こんにちは、土日休み.com運営部です。
『「最大速度は200kps」などと言われても、どのくらいの速度で何ができるかも分からない』といった疑問をお持ちの方も多いことかと思います。この記事では通信速度別にどのようなことができるのかを解説していきます。
通信速度は早いに越したことはありませんが、業務に必要のない速度を利用してしまうと費用がかさむ原因になってしまいます。
通信速度に関する知識を身につけて、法人スマホのプランを選ぶ際に参考にしていただければ幸いです。
法人スマホで業務に必要な通信速度とは?+通信速度についての基礎知識
そもそも法人スマホで業務をする際に必要な通信速度はどのくらいなのでしょうか?
単刀直入に言ってしまうと、当然ですが業務の内容に左右されます。
逆に言えば、法人スマホを契約する際に用途を考えて適切なプランを選ぶ必要があるのです。
そのためにも、この先では速度別にできることを紹介し、どのような条件の人がどの通信速度を選択すべきかを解説します。
①:高速通信(4GやLTE)の速度 (200mbps〜300mbps)
まずは、契約したデータ量の範囲で行える高速通信でできることです。
なお、基本的に通信業者が言う速度は最大値(理論値)ですので、実際には常に200mbps〜300mbpsで通信が行えるわけではありません。
高速通信では、繋がりやすい時間帯(14:00台)で10〜50mbps、混雑する時間帯(12:00台・18:00台)で3〜10mbps程度です。
こちらは、普段プライベートでも使用している人が多いのでイメージしやすいでしょう。
ファイルやアプリダウンロードから動画の閲覧、サイトへのアクセスまで、基本的なスマホの操作は全て快適に行うことができます。
- ほぼすべての機能を快適に使用できる!
(混雑する時間帯には、大きなデータ通信はやや時間がかかる可能性あり)
②:王手キャリアで速度制限になった場合の速度(128kps)
ドコモ・ソフトバンク・auの大手キャリアで、速度制限がかかるとこの速度になります。
体験したことのある人ならわかりますが、この速度でできることはかなり限られてきます。
まず、動画の閲覧やファイルのダウンロードはほぼ不可能です。
画像を読み込むのもかなりの時間がかかります。したがって、こちらから写真を撮影して送るといったことも、相当な時間がかかることになります。
Webページでの検索も、通常時と比べてかなり時間がかかり作業効率が落ちます。
データ量の多いページは開くことさえできません。
逆に問題なく行えるのは、テキストデータの送信です。
メールやラインでの文章のやり取りであれば問題なく使用できます。
ただし写真やファイルが添付されていた場合は読み込みにかなり時間がかかりまともに使用できません。
あと、メールの一覧を見るのにも若干時間がかかります。
また、ラインなどの無料電話は使用はできるものの音質が落ちたり、途切れたりすることがあるようです。
ツイッターやフェイスブック等のSNSを利用する際も、テキストのみであれば使用が可能です。
しかし、画像は読み込むのに時間がかかり、動画はほぼ見ることができません。
インスタグラムなどの画像がメインのSNSは、スムーズに使うことは難しいと考えられます。
- メール機能
- LINEでのやりとり
- LINEなどでの無料電話(IP電話)※ただし質は落ちる
- SNSでのテキストの閲覧と投稿
- ほぼテキストだけのwebページの閲覧
③:格安法人スマホの速度制限や使い放題プランで多い(200kps)
200kpbsは、格安SIMでの通信速度制限や使い放題プランの際の速度です。
128kpbsとあまり変わらないかと思いきや、意外とできることが広がります。
まず、LINEやツイッターなどでの画像の表示がかなり早くなります。また、LINEやツイッター上での動画についても多少時間はかかりますが見ることができます。
YouTubeでは読み込みに時間がかかり、たまに止まることがありました。
画質を下げれば、「全く見ることができない」ということはありません。
Webページについても開くまでの体感速度は128kbpsよりかなり早く、ニュースサイトなどであれば問題なく閲覧できます。(画像が多いページは少し時間がかかります)
ラインなどのSNSを中心に業務で使用する方はこちらの速度でも問題ありません。
- 128kbpsでできたことがより快適にできる
- LINEやツイッターなどのSNSで画像が見られる。動画も遅いが可能
- 閲覧できるWebページが増える。読み込みの速度が早くなる
④:UQモバイル格安法人スマホのデータ無制限プラン(500kps)
こちらはUQモバイルで提供されている無制限プランの速度です。
高速通信ではないものの十分な機能が使用でき、なおかつ料金が安いといういいとこ取りのプランと言えるでしょう。
UQモバイルの法人スマホについてはこちらの記事をご覧ください。
500kbpsでは、Webページがらさに快適に閲覧可能になります。
LINEの機能も全て問題なく使用でき、LINE電話も通信がかなり安定しました。
また、この速度になってくると軽いアプリであれば多少時間はかかるもののダウンロードすることができます。実際に試したところ、10MBほどのアプリを4分でDLできました。
YouTubeの動画も360pや480p(設定で変更可能)であれば途切れることなく見ることができます。
500kpbsではWebサイトやYouTubeでリサーチをするような業務も問題なくこなすことができそうです。
- Webページの読み込みが200kpbsより快適に
- SNSの機能全般
- 軽いアプリやファイルのダウンロード
- YouTube等の動画閲覧
まとめ
今回は、主な通信速度の具体的な例をだし、それぞれの違いに関して解説しました。
自分または社員の業務に必要な通信速度はわかりましたか?
これを理解して法人スマホを契約することによって、より適したプランを選んで無駄を省き、コストを削減することができます。
他の格安法人スマホについて知りたい方はこちらをご覧ください。
その他、土日休み.comでも、業界最安値を目指した法人スマホサービスのご用意もあるので、興味のある方は下記サービスもチェックしてみてください。
そもそも通信速度とは、データを送ったり受け取ったりする速さのことです。
単位として、1秒間(second)にどのくらいのビット数(bit)を送れるかということを示す『bps(bit per second)』が使われます。
スマホの通信速度ではkbpsやmbpsという形で登場します。
1kbps=1,000bps、1mbps=1,000,000bps