こんにちは、土日休み.com運営部です。
仕事用のスマホにかかる料金は極力抑えたいと思いませんか?
昨今はさらにリモートワークやオンライン会議などを行うシーンが増えたこともあり、会社用のスマホを使用する場面が増えました。
料金を抑える手段の1つとして大手3キャリア(au・docomo・softbank)から、安い料金プランを提供している格安スマホに乗り換えるという方法があります。
格安スマホの大手であるUQmobileから2021年2月1日より『くりこしプラン』が提供開始されました。
くりこしプランは最低月額1,480円から利用できるので、毎月の料金を大幅に削減することができます。
この記事ではUQモバイルの新プラン「くりこしプラン」について、種類や月額料金など詳細な情報やメリット・デメリットなどを解説しています。
土日休み.comでは、法人スマホを可能な限り安く契約するコツもご紹介しているので、コスト重視の法人スマホを探している方は下の記事を読んでから、こちらの記事に戻ってくるのがおすすめです。
▼法人スマホを安く契約するコツとは?
UQモバイルの法人向けのくりこしプランの種類や料金は?
UQモバイルの「くりこしプラン」は月額料金とデータ容量の違う3つのプランが提供されています。
くりこしプランという名前の通り、余ったデータ容量を翌月以降に繰り越して使うことができる点が特徴的です。
ただしデータチャージの有効期限は90日間ですので、繰り越したデータを使いきれない場合はプランを安いものに変更したほうお得に運用ができます。
くりこしプランの料金
くりこしプランの3つのプランの料金とデータ容量を以下の表にまとめました。
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
くりこしプランは、「くりこしプランS」「くりこしプランM」「くりこしプランL」の3プランが提供されています。
3つのプランの違いは月額料金と月間データ容量です。
くりこしプランの契約期間・解約金
くりこしプランは契約期間の縛りがなく、いつ解約をおこなっても契約解除料金も0円です。
またくりこしプランは「MからSに」「MからLに」とプラン間でいつでも変更ができます。
くりこしプラン内での変更には手数料がかかりません。
くりこしプランは速度制限は有り
くりこしプランには通信速度制限が有ります。
月のデータ容量を使い切ってしまうと『節約モード』に自動的に切り替えが行われ、通信速度が遅くなります。
節約モードの速度は以下の通りです。
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
節約モード時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
一般的にインターネットを快適に使うには10Mbpsが必要と言われています。
くりこしプランMとLでは節約モードでもある程度の使用は可能ですが、くりこしプランSの場合最大300kbpsにまで低下してしまいます。
メールやメッセージアプリは使用できるものの、ビデオ通話は不安定になりますので、注意が必要です。
くりこしプランの端末は?
UQmobileではスマホセットを選ぶことでiPhoneやAndroid端末をSIMと一緒に契約が可能です。
選べる端末は以下の通りとなっています。
- iPhoneSE(第2世代)
- Galaxy A21
- Xperia 8 Lite
- OPPO Reno3 A
- Galaxy A41
- AQUOS sense3 basic
- BASIO 4
- Galaxy A20
割賦契約中に解約を行った場合、機種本体の代金が月々継続して請求されますが、残りを一括払いに変更することも可能です。
くりこしプランがおすすめな人は?
くりこしプランがおすすめの人は以下のような人です。
- 安く会社用のスマホを運用したい人
- スマホとSIMをセットで用意して欲しい人
- 半年間など比較的短い期間で会社用スマホを使いたい人
- ハイエンド端末でなくともある程度良いスマホを利用したい人
くりこしプラン以外の料金プランは?
UQmobileでは他にも以下の2つの料金プランが提供されています。
- データ高速プラン
- データ無制限プラン
2つのプランの基本情報を以下の表にまとめました。
データ高速プラン | データ無制限プラン | |
月額料金 | 980円 | 1,980円 |
データ容量 | 3GB | 無制限 |
通信速度 | 最大225Mbps | 最大500kbps |
通信速度制限 | 有り | 無し |
契約期間 | なし | |
解約金 | なし |
データ高速プランはデータ容量が3GBと少ないため、ビジネス用としては不向きです。
データ無制限プランはお得なプランに見えますが、通信速度が最大500kbpsしか出ません。
テレワークに必要な通信速度の目安は一般的に1~10Mbpsです。
メールのやり取りだけでなく、容量の大きな書類やオンライン会議も行うためある程度の通信速度が必要となってきます。
データ無制限プランは通信速度が遅いため、テレワークには向きません。
ビジネス用としてしっかり使っていきたい場合はデータ高速プランとデータ無制限プランはおすすめではありません。
くりこしプランのおすすめオプションとは?
くりこしプランのおすすめのオプションは以下の3つがあります。
- 通話オプション
- 端末補償オプション
- セキュリティサービス
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
通話オプション
くりこしプランはデータ通信に特化しているものの、通話に関してはオプションなしでは税込み22円/30秒の料金が発生してしまいます。
一般的な携帯電話と同じ料金設定ですが、ビジネスシーンで使う場合は通話料金が高くなってしまいがちです。
そのため、くりこしプランには以下の3つの通話オプションのどれかを追加することがおすすめです。
- 通話パック
- 10分かけ放題
- 24時間かけ放題
短い社内連絡が多い場合は10分かけ放題を、顧客や取引先との通話が多い場合は24時間かけ放題がおすすめのオプションです。
補足として1つずつ解説していきます。
通話パック
通話パックのオプション料金は月額550円です。
月々の電話料金から最大2,640円が値引きされます。
10分かけ放題
10分かけ放題のオプション料金は月額770円です。
1回の電話が10分以内ならばかけ放題になります。
ビジネスシーンでは使い方次第ですが、短い社内用の連絡が主な利用ならばこちらのプランがおすすめです。
10分以上の通話が発生した場合には30秒ごとに22円の通話料金が発生します。
24時間かけ放題
24時間かけ放題のオプション料金は月額1,870円です。
1回の通話で制限なしのかけ放題になります。
ビジネスシーンにはもってこいのオプションで、顧客や取引先への通話も時間を気にすることなく運用ができます。
補償オプション
ビジネスシーンでスマホを使う場合、故障や紛失となった場合のために補償オプションへ加入することを強くおすすめします。
補償オプションはiPhone、Android、他社で購入したスマホなどによって加入するオプションが違います。
UQmobileで提供されている補償オプションは以下の3つです。
- AppleCare+ for iPhone
- 端末補償サービス(Android)
- つながる端末補償
それでは1つずつ解説していきます。
AppleCare+ for iPhone
AppleCare+ for iPhoneはスマホセットで契約したiPhoneが対象の補償オプションです。
月額料金はiPhoneSEの場合367円と設定されています。
基本的にAppleから提供されている補償オプション違いは以下の通りです。
UQmobile | Apple | |
オプション料金 | 8808円 (367円×24回払い) | 8,800円 |
補償期間 | 購入日から2年間 | 1年間 |
画面破損修理 | 3,400円 | |
その他の故障修理 | 12,900円 | 11,800円 |
紛失・盗難補償 | 記載なし | なし |
基本的にiPhoneSEのAppleCare+の通常ブランと同じですが、UQmobileのものは修理保証とテクニカルサポートの期間が2年間と長いです。
またUQmobileは途中でAppleCare+ for iPhoneを解約した場合は、解約をおこなった月までの月額使用料分を支払うだけで全額を支払う必要はありません。
端末補償サービス(Android)
端末補償サービスはスマホセットで契約したAndroidが対象の補償オプションです。
月額料金はiPhoneSEの場合380円と設定されています。
補償内容と追加でかかる費用は以下の表の通りです。
会員 | 非会員 | |
月額料金 | 380円 | 0円 |
端末交換サービス | 1年目:無償 2年目:5,000円~ | なし |
預かり修理 | 1年目:無償 2年目:上限5,000円 | 実費 |
代用機利用 | 1,000円 | 1,500円 |
紛失・盗難補償 | 10,000円補填 | 実費 |
上限が年に2回までですが、Androidの水濡れや部分破損を1回目は5,000円、2回目は8,000円の補填が受けられます。
紛失・盗難時にも対応してくれているので是非入っておきたいオプションです。
つながる端末補償
つながる端末補償はUQmobile以外で購入したAndroid端末が補償オプションです。
月額料金は500円と設定されています。
おおまかな補償内容は以下の表の通りです。
つながる端末補償 | |
月額料金 | 500円 |
対象端末 | Android端末のみ |
補償金額 | 0円 (保証対象のみ) |
修理利用回数 | 年2回まで |
補償期間 | 製品の発売日から3年以内 |
補償修理上限金額 | 5万円まで |
年2回、5万円の範囲内で修理補償を受けられるので是非加入したいオプションです。
例えばOPPO Reno3 Aの画面修理を行った場合約21,800円かかってしまい、つながる端末補償の利用料金で計算すると約44ヶ月分に相当します。
注意点として非正規店での修理も改造と扱われて補償の対象外となりますので、中古の端末を用いる際は気をつけましょう。
セキュリティーサービス
UQmobileではセキュリティーサービスのオプションが用意されています。
月額料金は290円です。
セキュリテーサービスでは主に以下のような機能が備わっています。
- 不正アプリ対策・アプリの安全性のチェック
- Web対策脅威(サイトのブロックや安全性のチェックなど)
- プライバシー保護・SNS対策
- 使用制限(アプリ・有害サイトのフィルタリング)
- スマホ最適化
- 迷惑SMSのブロック
- 盗難・紛失対策(リモートロックやデータ消去など)
UQmobileのくりこしプランのメリット
UQmobileのくりこしプランのメリットは以下の5つです。
- 利用料金が安い
- 縛りなし・解約金なし
- いつでもプラン変更が可能
- 補償オプションが充実している
- 5Gにも対応予定
メリット①:利用料金が安い
UQmobileのくりこしプランは安く社用スマホを運用することができます。
UQmobileのくりこしプランとauの月額料金を比較した表が以下の通りです。
(UQmobileはKDDIグループのためauと比較しています。)
UQmobile | au | ||
プラン | くりこしプランM | ピタットプラン5G | データMAX 5G |
月額料金 | 2,480円 | 4,480円 | 8,650円 |
データ容量 | 15GB | 4~7GB | 無制限 |
縛り | なし | 2年 (2年契約N) | |
解約金 | 0円 | 9,500円 | |
割引 | auスマートバリュー -1,000円 | 法人割プラス -1,000円 | auスマートバリュー -1,000円 法人割プラス -2020円 |
くりこしプランMに近づけるため、ピタットプランは7GB近く使ったと想定して料金の比較を行いました。
月額料金だけみてみてもUQmobileのくりこしプランがはるかに安いです。
またauは法人契約の場合解約金が9,500円かかります。
毎月の継続利用を考えても、解約時を考えてみてもUQmobileが安く運用できることは大きなメリットです。
メリット②:縛りなし・解約金なし
UQmobileのくりこしプランは契約期間の縛りがありません。
また解約金も0円です。
例えば急遽リモートワーク用にスマホを導入したという場合でも、年単位で契約する必要はありません。
メリット③:いつでもプラン変更が可能
UQmobileのくりこしプランではS、M、Lの間ではいつでも追加費用を払わずに変更できます。
例えばくりこしプランMで契約をし、オンライン会議で思ったよりもデータ容量を使い足りなかったという場合にくりこしプランLへ翌月から変更することが可能です。
小規模な会社であれば個人で適切なプランに変更することができ、経費の削減に繋がります。
ただし同じUQmobileでもくりこしプランMからデータ高速プランやデータ無制限プランへの変更はできませんので注意が必要です。
メリット④:補償オプションが充実している
UQmobileはそれぞれの契約に合わせて補償プランが用意されており安心です。
スマホセットで購入したiPhoneとAndroidは当然ですが、UQmobile以外で買ったAndroidまで補償してくれます。
「社用スマホを失くして情報が流出した」、「スマホが壊れてリモート会議に参加できなかった」などのリスクを回避することができます。
メリット⑤:5Gにも対応予定
UQmobileのくりこしプランも2021年の夏に5Gサービスを提供する予定です。
UQmobileとよく比較されるワイモバイルは2月に既に5G対応のプランを提供していますが、2月現在では5Gが実際に仕えるエリアがまだまだ狭く、問題ありません。
5G回線が主流となってもUQmobileを継続して使うことができます。
UQmobileのくりこしプランのデメリット
UQmobileのくりこしプランのメリットは以下の3つです。
- データ容量が少なくて不安
- 法人契約では一部の割引が受けられない
- 公式ホームページがわかりにくい
デメリット①:データ容量が少なくて不安
UQmobileのくりこしプランは3つのプランしか選ぶことができず、データ容量が少なくて不安です。
くりこしプランには3GB~25GBを選ぶことができます。
ZOOMのビデオ通話は10分で100MBほどのデータ通信を行います。
例えば1日2回朝と夕方に30分間ビデオ通話を行った場合を考えてみましょう。
ビデオ通話だけでくりこしプランMでは、やや厳しいデータ容量を使ってしまいます。
場合によってはプランLしか選べなかったり、追加でデータ容量を購入しなければならないケースもあり、安く運用するはずが返って割高になってしまうことも考えられます。
選べるプランが少なくデータ容量が少ない点がデメリットです。
デメリット②:法人契約では一部の割引が受けられない
UQモバイルのくりこしプランを法人契約すると一部の割引やキャッシュバックが受けられなくなってしまいます。
法人なので当たり前ですが、UQ家族割やギガMAX月割、UQ学割、シニア割などを受けることはできません。
また新規契約で1000円キャッシュバックといったキャンペーンも対象外となることがあります。
デメリット③:公式ホームページがわかりにくい
UQmobileの公式ホームページは法人のデザインと個人のデザインが似通っており、わかりにくいです。
法人ページからスマホや料金を見ていたのに、いつのまにか個人のページにいたなんてこともあります。
法人についての情報はWebで完結しないことが多く、気軽に契約してみるということができません。
ユーザーがわかりにくいのはデメリットです。
UQmobileのくりこしプランを利用する際の注意点
UQmobileのくりこしプランを利用する際には以下の4つに気をつけましょう。
- 通話オプションを必ずつける
- セキュリティーサービスに加入する
- 使う社員の月間のデータ容量を把握する
- わからない点があった場合は法人サポートへ電話をする。
特に通話オプションはくりこしプランでしかつけられないオプションですので、必ずつけましょう。
まとめ
今回はUQmobileのくりこしプランについて、料金やオプションなどの特徴とメリット・デメリットを解説してきました。
UQmobileのくりこしプランのまとめは以下の通りです。
- データ通信+通話ができる格安スマホではトップクラスの安さ
- 補償が充実していてビジネスシーンでも安心使うことができる
- 法人契約ではうけられない割引やキャッシュバックがある
- プランがシンプルなのはメリットだが、データ容量の少なさがややデメリットでもある
UQmobileのくりこしプランは法人用格安スマホとしてはおすすめのサービスです。
UQmobileでは自分でスマホを用意し、SIMのみの契約を行うこともできますが、土日休み.comでも格安で法人用スマホを販売しています。
- データ1GB+時間無制限の通話かけ放題付きで月額1,980円
- 格安端末ではなく、iPhoneやAQUOSなどの有名機種の取扱可能
- iPhoneでも2,480円~利用可能(機種はiPhone8・XS・XRも選択可能)
- 50GBの大容量プランでもかけ放題付きで4,480円
- 大手キャリア ソフトバンクの高品質な通信とサポート
詳しくは『【業界再安値を実現!】すべてコミコミで月額1,980円から使える土日休み.comイチ推しの法人スマホ』をご覧ください。
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