こんにちは、土日休み.com運営部です。
「y.u mobile」という格安SIMのサービスをご存知でしょうか?
y.u mobileは2020年3月にリリースされたサービスで、YAMADA電機とU-NEXTの合併会社「y.u mobile」が運営を行っています。
y.u mobileはプランが2つしか提供されておらず、1人で使うなら「シングルプラン」、家族で使うなら「シェアプラン」とプラン選びを簡単に行うことができます。
この記事ではy.u mobileの「シェアプラン」について料金やおすすめオプションなどの詳細からメリットやデメリットなどを解説していきます。
y.u mobileの「シェアプラン」とは?
y.u mobileの「シェアプラン」は月間データ容量が20GBで月額料金が4,378円から使えるプランです。
y.u mobileには月間データ容量が5GBの「シングルプラン」と20GBの「シェアプラン」の2つだけが提供されています。
「シェアプラン」は家族など複数人で使うプランで2人までならば追加料金なしで音声通話SIMを追加できます。
またU-NEXTを無料で使うことができるのが特徴的なプランです。
「シェアプラン」の料金について
シェアプランの料金は以下の表の通りです。
音声通話SIM | データSIM | |
プラン基本料金 | 3,278円 | |
SIM基本料金 | 1,100円 | SMSなし:330円 SMSあり:462円 |
月間データ容量 | 20GB | |
データチャージ料金 | 1GB330円 (10GBチャージで50%割引) | |
端末補償料金 | 0円 | |
還元 | エンタメ購入費用最大40%還元 | |
テザリング | 0円 |
y.u mobileは「足りないデータ容量はチャージする」ことが基本となっているため、データチャージの料金が安く1GB330円、10GBチャージすると50%割引され1,650円でチャージすることが可能です。
2回線目の音声通話SIMは追加料金がかかりませんが、3回線目からは上記の表のSIM基本料金が加算されます。
「シェアプラン」がおすすめな人は?
y.umobileの「シェアプラン」は以下のような人におすすめです。
- 家族皆でy,u mobileを使う人
- サブ端末用に運用したい人
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
家族皆でy.u mobileを使う人
y.u mobileのシェアプランは格安SIMなのに月額料金が4,378円かかってしまいます。
1人で使うには割高な料金設定ですが、家族で使う場合に適しています。
月額料金の総額と1人当たりの料金を比較した表が以下の通りです。
1人当たりの料金 | 総額 | |
1人で使う場合 | 4,378円 | 4,378円 |
2人で使う場合 | 2,189円 | 4,378円 |
3人で使う場合 | 1,826円 | 5,478円 |
4人で使う場合 | 1,645円 | 6,578円 |
上記の表からも家族で使うほうが料金がお得となり、20GBをシェアすることで無駄なく使うことができます。
サブ端末用に運用したい人
サブ端末用にy.u mobileのシェアプランはおすすめです。
- サブ端末用に1人で契約し、メイン端末のデータ容量が足りなくなったらテザリングを使ってデータ容量を使う
- メイン端末は月額料金の安い他社サービスを使い、動画視聴やゲーム、アプリの大容量の更新データのダウンロードをするときはサブ端末を使うかテザリングをする
スマホで動画やゲームのヘビーユーザーで月間20GB以上を使ってしまうという方には特に適しています。
ギガのストック上限は100GBですが、有効期限のない『永久不滅ギガ』でデータ繰り越しができるため、20GBを使いきれなくても無駄になってしまうことがありません。
y.u mobileの「シェアプラン」のおすすめオプションは?
y.umobileで選べるオプションは音声通話SIMに限定され以下の2つがあります。
- 10分かけ放題
- 無制限かけ放題
2つのオプションの料金と内容は以下の表の通りです。
料金 | 内容 | |
10分かけ放題 | 850円 | 1回につき10分以内の国内電話が何度でも無料 |
無制限かけ放題 | 2,700円 | 制限なしのかけ放題 |
使い方次第ですが、短時間の電話が多い方は10分かけ放題を、長電話をするなら無制限かけ放題をつけるとお得になります。
電話をあまり使わない方は「y.uでんわ」という専用アプリで電話料金を抑えることもできるため、オプションをつけなくても大丈夫です。
y.u mobileの「シェアプラン」のメリット・デメリットについて
ここではy.u mobileの「シェアプラン」のメリットとデメリットについて解説していきます。
「シェアプラン」を使うメリット
「シェアプラン」を使うメリットは、以下のようになっています。
- y.uでんわアプリで電話料金が安くなる
- シェアプランはU-NEXTが無料
- 端末補償が無料でついている
- 繰り越しデータ容量は有効期限がない
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
メリット①:y.uでんわアプリで電話料金が安くなる
y.u mobileは「y.uでんわ」という専用アプリが提供されています。
専用アプリで電話をかければ、通常の半額の10円/30秒で電話ができるというものです。
アプリはiOS・Android共に利用することができます。
アプリの導入は特別な設定は不要で、UIもiPhoneの電話アプリに近く、わかりやすい設計になっています。
通話面でも導入が簡単で電話料金を安くできるサービスが提供されているため、y.u mobileを利用する際にはy.uでんわアプリを必ずダウンロードするようにしましょう。
メリット②:シェアプランにはU-NEXTが無料
シェアプランはU-NEXTを無料で使うことができます。
U-NEXTは普通に契約すると月額料金が2,189円です。
月額料金の約半分に相当する金額ですので、かなりお得な内容となっています。
U-NEXTは映画・ドラマ・アニメなどの映像コンテンツだけでなく電子書籍や雑誌が無料なんてサービスもありますので、特にVODサイトを利用する方や電子書籍を買っている方にとってはメリットが多いです。
メリット③:端末補償が無料でついている
y.u mobileはオプションはほぼありませんが、プランの中に端末補償が無料で含まれています。
音声通話SIMの利用が条件となりますが、修理費用を年2回、合計30,000円まで負担してくれます。
発売から5年以内または購入から1年以内の端末が対象となっているため、乗り換え前の端末をそのまま使いたいという方も補償を受けられる場合があります。
メリット④:繰り越しデータ容量は有効期限がない
その月で使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越しができるという格安SIMが増えてきましたが、翌月までと期限があるものがほとんどです。
y.u mobileではデータ容量の繰り越しに有効期限がなく、100GB以内なら何ヶ月でも使いきれなかったデータ容量を繰り越すことができます。
y.u mobileは必要なデータ容量をチャージするという使い方をするので、チャージしたデータ容量が無駄にならないというのは助かります。
「シェアプラン」を使うデメリット
「シェアプラン」を使うデメリットは、以下になります。
- 契約がシンプルではなくなってしまう
- 端末をセット購入できない
- U-NEXTが必要ない人にとっては料金が高い
- 1回線だけなら他社のほうが安い
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
デメリット①:契約がシンプルではなくなってしまう
y.u mobileは1人で使うならシングルプラン、家族で使うならシェアプランと2つしかプランが提供されていないため、プラン選びがシンプルという点がメリットでした。
しかしシェアプランを使う場合は家族の使用状況を調べたり、1人ずつ音声通話SIMかデータSIM(SMSのあり・なし)などを検討しなければなりません。
また月額料金が4,378円と格安SIMの中では高額ですので、他社比較もしたほうが良いです。
シェアプランを選ぶと「どのSIMを何回線契約するか」、「毎月データチャージはどれくらい必要か」、「誰に音声通話SIMが必要か」などプラン内で選択肢が多くなってしまい、契約がシンプルではなくなってしまう点がデメリットとなります。
デメリット②:端末をセット購入できない
y.u mobileはSIMのみの契約となり、自分でスマホやタブレットを用意する必要があります。
動作確認端末は公式サイトにて確認することができます。
セット販売がないとAPN設定などを自分で行わなければならず、SIMの知識がある程度必要になってしまいハードルが上がりデメリットとなってしまいます。
デメリット③:U-NEXTが必要ない人にとっては料金が高い
U-NEXTを利用しないという人にとってはシェアプランは月額料金にU-NEXTの利用料金が含まれているためy.u mobileはおすすめできません。
デメリット④:1回線だけなら他社のほうが安い
1回線だけでシェアプランを使う場合は他社の20GBのプランを契約したほうが安いです。
ドコモのサブブランドのahamoと比較した表が以下の通りです。
y.u mobile | ahamo | |
プラン | シェアプラン(音声SIM) | 1つのみ |
月額料金 | 4,378円 | 2,970円 |
データ容量 | 20GB | 20GB |
データチャージ料金 | 1GB:330円 10GB:1650円 | 1GB:550円 |
音声通話 | y.uでんわ使用 11円/30秒 | 5分無料 超過分22円/30秒 |
単純に料金だけを比較するならahamoのほうが月額料金が安くなります。
U-NEXTの月額料金が2,189円なので、ahamoでもU-NEXTを使うという場合にはy.u mobileのほうがお得です。
しかしVODに特にこだわりのない人はU-NEXTは他社と比べて高いサービスですので、NETFLIX(990円/月~)やHulu(1,026円)を契約したほうが安く運用することができます。
y.u mobileの「シェアプラン」を利用する際の注意点
y.umobileの「シングルプラン」は以下の2つの注意点があります。
- 1回線毎20GBという訳ではない
- 最大4人まで
- 他社でU-NEXTを使ったほうが安い
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
1回線毎20GBという訳ではない
y.u mobileのシェアプランは1回線につき20GBではなく、全ての回線で20GBをシェアするというプランですので注意が必要です。
SIMをいくつ追加しても月間のデータ容量は20GBとなり、足りなくなったらデータチャージを行う必要があります。
最大4人まで
y.u mobileのシェアプランはSIMは最大4つまで追加できます。
5つ以上のSIMは追加できないため注意が必要です。
他社でU-NEXTを使ったほうが安い
U-NEXTの月額料金は2,189円ですので、格安SIMでU-NEXTを使うならy.u mobileが最安値と考えがちですが、他社のほうが安い場合があります。
他社の月額料金とU-NEXTの利用料金を合算し比較した表が以下の通りです。
月額料金 | 総額 | |
y,u mobile | 4,378円 | 4,378円 |
ahamo | 2,970円 | 5,162円 |
mineo(20GB・デュアルタイプ) | 2,178円 | 4,367円 |
1人で使用した場合の比較ですが、mineoの20GB・デュアルタイプのほうがy.u mobileよりもやや安いです。
またU-NEXT内の購入金額の40%が還元されるというサービスはy.u mobileだけでなくU-NEXT単独でも行われています。
YAMADA電機とU-NEXTの合併会社が運営しているy.u mobileよりも他社のほうが料金が安くなる場合がありますので、注意が必要です。
まとめ
y.u mobileの「シェアプラン」」をまとめると以下になります。
- 複数人で使ったほうがよりお得
- U-NEXTを無料で使うことができる
- 端末補償が無料
- サブ端末にもおすすめ
- スマホのセット販売がない
- 場合によっては他社のほうが安い
結論として特にy.u mobileのシェアプランは家族で使えばお得なプランです。
またサブ端末用に契約をした場合もテザリングなどを活用すれば、快適なインターネットライフを送ることができます。
シェアプランはU-NEXTを使うことが前提ですので、U-NEXTを全く使わない人にとっては料金が高くおすすめはできません。
また1人でシェアプランを使う場合は他社のほうが安い場合がありますので、十分な下調べをしてから契約を行うようにしましょう。
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