こんにちは、土日休み.comです。
ビジネスフォンは大別して従来のビジネスフォンとIP-PBX、クラウドPBXの3つに分けられます。
クラウドPBXが登場して以降、ビジネスフォンは多機能化し、非常に多くの機能を搭載するようになりました。
今では内線・外線・転送に加えスマホの内線化は当たり前となり、PCの電話化やグループチャットなどの便利機能が搭載されたものがリリースされています。
クラウドPBXやIP-PBXは従来のビジネスフォンに比べインターネットを利用するので、機能が豊富になりますが、導入コストが高いです。
この記事では多機能ビジネスフォンランキングTOP5を解説していきます。
機能面だけをみるとクラウドPBXが独占してしまうので、3種類の中で1機種はランキングに選出するようにしています。
クラウドPBXのランキングは別記事にて解説していますので、詳しくは『ビジネスフォンおすすめランキング!IP-PBX・クラウドPBXサービスの違いを徹底比較!』をご覧ください。
[kanren postid=”142″]ビジネスフォンを選ぶときの3つの注目ポイント
- 価格
- 機能面
- メーカー
ビジネスフォン選びでは価格と機能面のバランスが重要です。
価格が高く高性能なビジネスフォンを使うのも良いですが、必要ない機能までついてしまってはコストが多くかかってしまいます。
できれば必要な機能が揃っていて、できるだけ安い機種を選びコストを削減しましょう。
またメーカーはNTTやNECが大手で高品質ですがやや割高な値段設定となっています。
数あるメーカーの中でもNTTとsaxaは特に人気の機種が多いです。
サポート面について
ビジネスフォン選びでサポート面も気になるポイントです。
仕事をする上では電話は欠かせないもので、万が一「電話が繋がらない」「声が遠く聞こえる」「通話にノイズが入る」「ディスプレイが表示されなくなった」などの不具合が生じた場合、早急に対処しなければ、業務に支障がでてしまいます。
ビジネスフォンのサポートはメーカーで保証があるもの、オプション加入によって保証を受けられるもの、リース契約の内容に保守点検と修理が含まれているものなどいろいろです。
契約前にどんなサポートを受けることができるのか販売業者やリース元に確認を行うようにしましょう。
1位:Good Line(PBX)
Good Lineは機能のアップデートがよく行われ、小~大規模オフィス・コールセンターと広い分野で使うことができるクラウドPBXです。
クラウドPBXの中ではユーザーの声を反映して改善したわかりやすく、使いやすいシステムとなっています。
顧客管理・メール共有・チャットなど様々なシステムと連携することが可能です。
使用可能な電話機はSIP対応のもので、Good LineではGrandStream社製のSIP電話機を取り扱っています。
Good Lineには以下の機能が備わっています。
- 発信番号設定
- 着信番号設定
- グループ着信
- 時間差着信
- キューイング
- 通話保留転送
- 音声ガイダンス
- IVR(自動音声応答)
- 混雑中ガイダンス
- 留守電通知
- ユーザー作成
- ユーザー権限作成
- チーム作成
- 発信・発信拒否
- ログイン規制管理
- アクションログ管理
- 二段階認証
- IPアドレス制限
- 全通話録音
- 全通話履歴・検索
- クラウド電話帳
- 通話内容メモ保存
- 稼働状況通知
- 状況モニタリング
- システム連携
Good Lineの価格は以下の表の通りです。
プラン | 初期費用 | 月額料金 |
SOHOプラン (2内線) | 20,000円 | 3,000円 |
通常プラン (3内線~) | 10,000円/内線 (上限50,000円) | 基本料5,000円 +1,000円/内線 |
20内線パックプラン | 50.000円 | 20,000円 |
40内線パックプラン | 50.000円 | 35,000円 |
60内線パックプラン | 見積り | 55,000円 |
80内線パックプラン | 見積り | 75,000円 |
2位:BIZTEL (PBX)
BIZTELは自社にあったカスタマイズができるクラウドPBXです。
導入から最短5営業日で利用可能となり、各種CRM・SFAと簡単に連携が行えます。
クラウドPBX業界の中で唯一マルチキャリアに対応しており、現在使用している電話番号を引き続き利用できる点も特徴的です。
またセットアップの代行を頼むことができ、導入経験がない方も安心して利用ができます。
BIZTELには以下の機能が備わっています。
- 代表番号発着信
- IVR(音声ナビ)
- 管理画面
- API連携
- 課金明細
- 通話履歴
- CRM連携(CTI連携/SFA・MA連携)
- ソフトフォン
- 共有・個人電話帳
- セキュリティプラス
- 番号継続利用
- 着信ルーティング
- 発信フィルタリング
- 通知番号選択
- 専用ゲートウェイ
- 音声合成
- インターネットFAX
- アンケート
- 音声暗号化
- アクセス制限
- 不在応答
- 定時応答
- 代表番号管理
- グループ番号
- ダイヤルイン番号
BIZTELの価格は以下の表の通りです。
プラン | 初期費用 | 月間利用料 |
ライト | 50,000円 | 21,000円 |
スタンダード30 | 300,000円 | 80,000円 |
スタンダード50 | 500,000円 | 135,000円 |
スタンダード70 | 700,000円 | 190,000円 |
スタンダード90 | 900,000円 | 245,000円 |
スタンダード110 | 1,100,000円 | 300,000円 |
スタンダード130 | 1,300,000円 | 355,000円 |
スタンダード150 | 1,500,000円 | 410,000円 |
スタンダード スマート300 | 300,000円 | 40,000円 |
BIZTELについては別記事にて解説していますので、詳しくは『BIZTEL(ビズテル)のビジネスフォン(クラウドPBX)の特徴・評判・メリットデメリットをレビューしてみた』をご覧ください。
[kanren postid=”3302″]3位:自由放題ビジネスフォン(PBX)
自由放題ビジネスフォンはコストパフォーマンスに優れ自由度の高いクラウドPBXです。
社員の発着信をExcelで管理でき、勤怠管理や進捗具合のチェックにも使えます。
約10,000分の通話録音機能が搭載されており、言った言わないなどのトラブルを回避することも可能です。
自由放題ビジネスフォンには以下の機能が備わっています。
- 全通話まるごと録音
- ビジネスチャット
- ビデオチャット
- 内線電話
- 電話機選択
- 支店間通話
- 電話回線選択
- 通話履歴分析
- スマホ内線化
- 発着信数確認
- 通話時間確認
- メモ機能
- 共有電話帳
- 内線番号変更機能
- 在席・離席リアルタイム確認
- SIPフォン対応
- 内線自動取次
- 03番号割り当て
- 安心サポートセンター
- 24時間監視・セキュリティ監視体制
- 高品質通話
自由放題ビジネスフォンの価格は見積のみとなっています。
4位:NEC UNIVERGE Aspire WX
NEC UNIVERGE Aspire WXは従来のビジネスフォンにLANケーブルを対応させ多機能化したIP-PBXです。
コールセンターなどで使われている人気機種の「Aspire WX」の後継機となっています。
従来のビジネスフォンの機能にIP電話やスマートフォンの内線化、ボイスメール、チャット機能などクラウドPBXでしかできなかった機能が搭載されており、多種多様な使い方が可能です。
NEC UNIVERGE Aspire WXには以下のような機能が備わっています。
- ナンバーディスプレイ
- 着信拒否
- 転送機能
- 留守番電話
- ひかり電話
- 着信お待たせ機能
- 電話帳
- 着信履歴・発信履歴
- 会議通話機能
- 緊急地震速報対応
- 着疑似話中返し
- 即時転送
- 外線間転送
- 携帯ブラウザ連携
- 盗聴防止機能
- 不審者威嚇機能
- リモートコールバック
- 7色バックライト
- 通話録音
- コードレス
- ひかり電話オフィス
- おとくライン(ISDN回線)
NEC UNIVERGE Aspire WXの価格は以下の表の通りです。
設置台数 | 標準価格 | リース料金 |
3台 | 655,800~ | 3,000円~ |
5位:saxa PLATIA Ⅱ
saxa PLATIAⅡはコストパフォーマンスに優れ、スマートフォン連携ができるビジネスフォンです。
スマートフォン連携用アプリ「MLiner」を搭載しスマートフォンをビジネスフォンとして使用できます。
機能面ではNTTやNECのビジネスフォンにも劣らず、価格が抑えられているところが魅力です。
同時通話数が最大44通話、端末接続台数が最大82台ですので、大規模オフィスでの利用は厳しい場合があります。
saxa PLATIAⅡには以下のような機能が備わっています。
- マルチライン対応シームレスコードレス
- マルチゾーン対応
- ナンバーディスプレイ対応
- 電話帳機能 最大10,000件
- 短縮ダイヤル 最大10,000件
- ワンタッチダイヤル
- 発信履歴 10,000件
- 着信履歴 10,000件
- 非接触充電対応
- スマホの内線電話化
- 他拠点をIPネットワークで接続
- IP電話
- 高速ネットワーク対応
- 電話の振り分けの自動化
- ボイスメール機能
- さかのぼり録音
- 通話録音
- 不在転送
- 留守番モード自動切替
- 留守番モニタ
- 迷惑電話メッセージ応答
- 不審者への警告・通報機能
- 緊急地震速報対応
- 検索機能
- PC保存
- メッセージディスプレイ
- 外線転送不成立メール送信
- 通話情報管理オプション
- ひかり電話オフィス
- おとくライン(ISDN回線)
saxa PLATIAⅡの価格は以下の表の通りです。
設置台数 | 標準価格 | リース料金 |
3台 | 257,400円~ | 3,850円~ |
8台 | 440,000円~ | 6,600円~ |
SAXAのビジネスフォンについては別記事にて解説していますので、詳しくは『サクサ(saxa)のビジネスフォンの評判・メリット・デメリットをレビューしてみた。おすすめのビジネスフォンは?』をご覧ください。
[kanren postid=”864″]まとめ
今回は多機能おすすめビジネスフォンランキングTOP5を解説しました。
ビジネスフォン(PBX)選びで迷った場合は、企業規模や利用したい機能、予算を合わせた上で様々なサービスを比較し、自社に最適なものを導入しましょう。
ビジネスフォン攻略部では新品・中古など様々な条件でのランキングを解説していますので、ビジネスフォン選びの参考にしてください。
[kanren postid=”14692,14700,14698″]