ビジネスフォン(ビジネスホン)搭載の迷惑電話対策機能を一挙公開!

こんにちは、土日休み.comです。

仕事の電話対応は全ての電話にでなければなりません。

かかってきた電話の中には顧客や取引先とは別に、しつこいセールスや勧誘などいわゆる「迷惑電話」がかかってくることがあります。

あっさりと引き下がってくれる営業の電話であればまだマシですが、断ってもなかなか電話を切るタイミングさえ与えない悪質なものもあり、迷惑電話の相手をいちいちしていると業務が滞ってしまいます。

そんな迷惑電話には、会社で使われているビジネスフォンで着信拒否を設定したり、自動音声を流したりと様々な対策をすることができます。

この記事ではビジネスフォンの迷惑電話への対策方法や種類について解説していきます。

ビジネスフォンの迷惑電話対策は2通り

ビジネスフォンの迷惑電話への対策は大きく2つに分けられます。

  1. ビジネスフォンに搭載されている機能
  2. NTTが提供しているサービス

それでは1つずつ詳しく機能を解説していきます。

ビジネスフォンに搭載されている迷惑電話対策機能

ビジネスフォンには「お断りメッセージを流す機能」や「迷惑電話停止ボタン」などの迷惑電話対策機能が搭載されている機種があります。

迷惑電話対策機能を使用するには、事前にビジネスフォンに迷惑電話対策の機能ついているか確認が必要です。

機能がついていない場合はNTTが提供しているサービスを活用しましょう。

NTTが提供している迷惑電話対策サービス

NTTが提供している迷惑電話対策サービスは以下のようなものがあります。

  • 迷惑電話おことわりサービス
  • ナンバーディスプレイ機能の契約

迷惑電話おことわりサービス

迷惑電話おことわりサービスは、迷惑電話を受けた直後に操作をすることで、以降同じ電話番号からかかってきた場合、自動メッセージで応答するサービスです。

迷惑電話おことわりサービスの利用料金は以下の通りとなっています。

サービス名迷惑電話
おことわりサービス6
迷惑電話
おことわりサービス30
回線種類加入電話・ライトプラン、加入電話、INSネット64・ライト、INSネット64、INSネット1500
月額使用料住宅用:660円事務用:660円住宅用:770円事務用:770円
工事費2,200円

「迷惑電話おことわりサービス6」は最大6件まで、「迷惑電話おことわりサービス30」は最大30件まで電話番号を登録することができます。

ナンバーディスプレイの契約

ナンバーディスプレイの機能で着信拒否設定をすることができます。

ビジネスフォンでナンバーディスプレイを利用するには、NTTと専用の契約を行わなければ使えません。

ナンバーディスプレイについては下の記事にて解説していますので、合わせてご覧ください。

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ビジネスフォンの迷惑電話対策の機能や設定

ここからはビジネスフォン本体に搭載されている迷惑電話対策の機能や設定を解説していきます。

ビジネスフォンの迷惑電話対策の機能や設定は以下のようなものがあります。

  • 迷惑電話停止ボタン
  • お断りきっかけ機能
  • 迷惑電話防止装置の設置
  • 【番外編】PBXを導入する

それでは1つずつ詳しく機能を解説していきます。

迷惑電話停止ボタン

ビジネスフォンには迷惑電話停止ボタンがついている機種があります。

迷惑電話を受けた際に、電話番号を登録し、以降同じ電話番号からかかってきた場合、「ツーツー…」というビジートーン(話中音)を流す機能です。

使い方は通話中に「迷惑電話停止ボタン」を押すだけで、迷惑電話設定が行われます。

お断りきっかけ機能

お断りきっかけ機能は、なかなか切ることができない迷惑電話を受けたとき、アナウンス音を流し切るきっかけを作るというものです。

多くのビジネスフォンではドアホンの「ピンポン」という音が採用されており、来客があったという理由で電話を切ることができるようになっています。

他には「お客様からの電話番号からは都合によりおつなぎすることはできません」というメッセージを流す機種もあります。

迷惑電話防止装置の設置

ビジネスフォンとは別に迷惑電話防止装置を設置するというのも迷惑電話対策の1つになります。

迷惑電話防止装置は、ビジネスフォンを迷惑電話用の管理サーバーに接続させ、サーバー上に登録されている番号を自動でブロックしてくれるというものです。

迷惑電話防止装置は、自分が登録した番号以外にもサーバー上に同じ製品の利用者のものを共有し、より迷惑電話対策に特化したものもあります。

【番外編】PBXを導入する

番外編的な方法ですが、ビジネスフォンではなくPBXを導入するのも強力な迷惑電話対策を施せます。

PBXとは電話回線の交換機のことで、簡単に説明するとビジネスフォンの次世代機のようなものです。

PBXとビジネスフォンの違いは以下のようなものがあります。

  • スマートフォンの内線化
  • 離れた拠点に内線を設置
  • 着信相手の情報を表示
  • パソコンと接続

PBXを使えば1つの電話機だけでなく社内のすべての電話機とスマートフォンで迷惑電話を共有・管理することができます。

PBXに関しては別記事にて解説していますので、詳しくは下の記事をご覧ください。

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まとめ

今回はビジネスフォンの迷惑電話への対策方法を解説しました。

迷惑電話の電話対応は時間の浪費や社員のストレスに繋がります。

しかし、かかってきた電話にでない訳にはいきません。

ビジネスフォンでは迷惑電話への対策ができますので、社内で迷惑電話に対する話が出てきたら、早めに対処するようにしましょう。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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