こんにちは、土日休み.comです。
ビジネスフォンの買い替え時期をご存知でしょうか?
理想ではリースの満了時期や耐用年数ごとにビジネスフォンを買い替えるのが良いのですが、その場合5~6年などの短いスパンで買い替えを行うことになり、導入コストが多くかかってしまいます。
できれば導入コストを抑え、適切なタイミングでビジネスフォンの買い替えを行いたいですよね。
この記事ではビジネスフォンの買い替え時期や買い替え時の注意点などを解説していきます。
ビジネスフォンの法定耐用年数は6年
早速ビジネスフォンの買い替え時期を解説したいのですが、まずはビジネスフォンの法定耐用年数について解説します。
ビジネスフォンは法定耐用年数が6年と決められていますが、多くの会社は壊れるまで使い続けることもあります。
法定耐用年数とは税法で定められた減価償却資産のことで、その製品の「資産価値がある年数」という意味です。
厳密には新品のビジネスフォンの電話機と主装置が法定耐用年数が6年、電話ケーブルなどは10年とされています。
また中古のビジネスフォンの法定耐用年数は以下の計算方法で算出します。
中古の耐用年数の計算方法 | |
法定耐用年数を過ぎている場合 | 法定耐用年数×20%=耐用年数 |
法定耐用年数を過ぎていない場合 | (法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20%=耐用年数 |
小数点以下の扱いには「2年未満ならば繰り上げ」、「2年以上の場合は切り捨て」という基準があります。
例えば7年経過した中古のビジネスフォンは「7×20%=1.4年」となり繰り上げされて耐用年数は2年ということになります。
法定耐用年数はビジネスフォンの寿命というわけではありません。
主装置は設置環境にもよりますが、平均的に10~15年程度利用できると言われています。
電話機も乱雑に扱わなければ長く使うことができます。
ビジネスフォンの買い替え時期はいつ頃?
ビジネスフォンの買い替えは以下のような時期が適切です。
- 製造中止・打ち切りから7年が経過
- 修理後直ぐに他の部位が故障した場合
- リース契約の満期
- OA機器の入れ替えと同時
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
製造中止・打ち切りから7年が経過
製造中止・打ち切りから7年が経過したビジネスフォンは、買い替えの検討時期です。
ビジネスフォンの補修部品の保有期間は、メーカー毎に違いがありますが一般的に製造中止または製造打ち切りから7年と定められています。
そのため製造中止・打ち切りから7年が経過したビジネスフォンは、修理用の部品が手に入りずらくなるということです。
いずれ修理不可となってしまう可能性が高いため、製造中止・打ち切りから7年が経過したビジネスフォンは買い替えを検討する必要があります。
修理後直ぐに他の部位が故障した場合
ビジネスフォンを修理後に直ぐ他の部位の故障が見つかった場合は、買い替えの検討時期です。
機器の様々な部位が老朽化し、ビジネスフォンの寿命がきたといえます。
そのまま修理を続け使い続けることも可能ですが、修理コストがかさむため、あまりおすすめではありません。
またビジネスフォンが故障すると「ディスプレイが表示されない」、「着信音が鳴らない」、「通話中に雑音が入る」などといった症状が出て、業務に支障が出る場合もあります。
リース契約の満期
リース契約が満期を迎えたときもビジネスフォンの買い替えや新しい機種のリースの検討時期です。
ビジネスフォンのリース期間は3~7年の間で設定されており、法定耐用年数の6年が目安にされています。
リース満了後は以下の4つの選択肢があります。
- 同じ機種を再リース
- 新しいビジネスフォンをリース
- 買い取り
- 新規購入
リースは途中解約ができないため、リース契約の満了時期はビジネスフォンなどの事務機器の見直しのよいきっかけとなります。
ビジネスフォンのリースについては下の記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
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オフィスの移転やOA機器の入れ替え
オフィスの移転やパソコンなどのOA機器の入れ替えを行うときもビジネスフォンの買い替えの時期です。
利用環境に合わせて契約を一緒に見直せば、コストの削減に繋がることもあります。
またパソコンを新しくするのならばビジネスフォンからPBXを導入するということも選択肢に入ります。
PBXについては下の記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
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ビジネスフォンを買い替えるときの注意点とは?
ビジネスフォンを買い替える時に気をつけておくべきことは以下の通りとなります。
- 機種を統一する
- 配線方式に注意
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
機種を統一する
ビジネスフォンは外線や内線の切り替えを行うため、必ず主装置に繋ぐ必要があります。
主装置とビジネスフォンの仕様はメーカー毎に異なっている点があり、異なるメーカーだと正常に動作しない場合があります。
新しく購入する際は主装置とビジネスフォンが同一メーカーの製品を利用するようにしましょう。
また同一機種で統一した場合も主装置と機種の組み合わせによって動作しないこともあり注意が必要です。
事前に主装置との組み合わせで問題がないか業者に問合せておくとトラブル回避に繋がります。
配線方式に注意
ビジネスフォンの配線方式は以下の3つがあります。
- バス配線方式:主装置から1本の配線を直列に各電話機に繋ぐ方式(NTT回線のみ対応)
- スター配線方式:主装置から各電話機1台ずつそれぞれ1本の配線で繋いでいく方式
- LAN配線方式:LANケーブルを使って配線する方式
上記3つの配線方法には互換性がなく、使用できる電話機が異なります。
事前にオフィスの配線方式と買い替え予定のビジネスフォンの配線方式が同じであるかどうか注意しましょう。
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まとめ
今回はビジネスフォンの買い替え時期について解説しました。
- 製造中止・打ち切りから7年が経過
- 修理後直ぐに他の部位が故障した場合
- リース契約の満期
- OA機器の入れ替えと同時
ビジネスフォンを新しく買い替えることで、業務の効率化やコストの削減につながります。
上記のようなタイミングが訪れたときは新しいビジネスフォンへの買い替えを検討しましょう。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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