「プログラミングを始めたい。」
「プログラミング用のパソコンって?」
「エンジニア専用のOSってあるの?」
今回、土日休み.comでは、初心者エンジニア向けにプログラミンに適したOSはどれなのかを解説していきたいと思います。
そもそも「windows」「Mac OS」「Linux」の各OSって何が違うの?
パソコンに少し興味のある方ならわかると思いますが、パソコンを使うためには必ずOSを導入しなければなりません。
OSの中には無料のものもあれば、有料のものもありますし、各OSにそれぞれメリットやデメリットがあるのでそれを加味した上でOSを選択することをおすすめします。
特にプログラミングをするためにパソコンを購入するのであれば、OSの選択は非常に重要です。会社などではOSが統一されているから良いですが、フリーランスや外部で仕事をする際にOSが違うだけで仕事に参加できないなんてこともあります。
基本的には、『Windows』『Mac OS』以上の2つのうちのどれかを選ぶことになると思います。
数年前まではwindows環境でシステムを開発する人が多かったですが、最近は若い世代を中心にMac OS環境で開発するエンジニアも増えてきているので、各特徴を押さえた上で選択することをおすすめします。
これ以降は、実際にプログラマー目線からみたOSの特徴やメリット・デメリットをご紹介していくので、OSそのものがよくわからないという方は下の記事にOSについて丁寧に解説しているので参考にしてください。
エンジニアがプログラミングするならどのOSが良いの?メリット・デメリットをまとめてみた。
ここからは、エンジニアがプログラミングをする際にどのOSを選ぶべきなのかを解説していきたいと思います。
基本的には、自分がどのような言語で何を開発していのかによって決まってきます。
ざっくり話すと、
windowsは、C言語やC++などのハード系の開発をメインにやっていこうと考えている方向けです。
Mac OSは、PHPやRubyなどのUnix系の言語をメインに使ってiOSアプリの開発やインターネットツールをメインに行う方向けです。
Windowsでプログラミングするメリット・デメリット
windowsでプログラミングをするメリットは主に3つあります。
1つ目は、デザインや使い方に慣れている人が多いという点です。
これはwindowsのシェア率が世界的に最も多いことから仕方ないことなのですが、年齢を重ねれば重ねるほどwindowsを使ってる人が多いイメージです。
2つ目は、ソフトウェアの量が多いという点です。
windowsの方がサービスを開始してから長いため、必然的にそれだけ多くんナレッジが多いです。
3つ目は、パソコンの種類が多く、パーツ単位でカスタムできるという点です。
windowsの場合、自作パソコンを作る人もいるレベルでカスタマイズが無限大にできます。また、パソコンショップや量販店にも豊富な種類のパソコンがあります。
また、windowsのパソコンの方が全体的にコスパが良いというのも大きなメリットです。
- デザインや使い方に慣れている人が多い。
- ソフトウェアの量が多い。
- パソコンの種類が多くカスタムしやすい。
- パソコンのコスパが高い。
windowsでプログラミングをするデメリットは主に3つあります。
1つ目は、Unix系のツールが使えないということです。
Unix系とは、OSの起源といっても過言でないシステムのことです。Linuxはその代表例です。windowsでUnix系のツールを使う場合、一度Linuxの仮想環境を構築し、その構築した環境でツールを稼働させなければならないので手間がかかります。
2つ目は、iOSアプリの開発ができないという点です。
完全にできないわけではないのですが、あえてwindowsでやるメリットはありません。windowsでiOSアプリの開発を行う場合はiOSの言語に変換するためのサービスを間に通して開発しなければなりません。
3つ目は、Mac派と仲が悪くなるという点です。
おそらくMacを使っているエンジニアからしたらwindowsを使ってるエンジニアとは組みたくなと思うでしょうし、その逆もまた然りです。
- Unix系のツールが使えない。(Linuxの仮想環境を作れば使える。)
- iOSアプリの開発ができない。(不可能ではないが、やりにくい。)
- Mac派と仲が悪くなる。
Mac OSでプログラミングするメリット・デメリット
Mac OSでプログラミングをするメリットは主に3つあります。
1つ目は、パソコンのデザインがかっこいいという点です。
もちろんデザインなので好き嫌いがあるとは思いますが、非常にスタイリッシュでかっこいいと好評です。もし、windowsでMacのようなデザインのものを使いたい場合は、下のパソコンがおすすめです。(※僕も実際使っています。)
2つ目は、Unix系のツールが使えるという点です。
Mac OSは、OSの設計がUnix系に似ていることからUnix系のツールがMac OS環境で自由に使えます。
3つ目は、開発者へのサポートが厚いという点です。
開発者には無償で、iOSアプリの開発ができる「Xcord」というソフトをインストールできるなど、開発環境に評判があります。
- パソコンのデザインがカッコいい。
- Unix系のツールが使える。
- 開発者へのサポートが厚い。
Mac OSでプログラミングをするデメリットは主に3つあります。
1つ目は、パソコンのカスタマイズがほとんどできないという点です。
パソコンをカスタマイズすることはほとんどできないという点です。windowsの場合は、カスタマイズすることを想定して設計されているものもあるくらいパーツごとのカスタマイズが可能ですがMacは基本的にはできないようになっています。
2つ目は、ネット上にあるツールの数がwindowsと比べると少ないという点です。
これはwindowsの方が歴史が長く、シェアが圧倒的なことから仕方ないのですが、ネット上にあるツールの数がwindowsと比べると少ないです。
3つ目は、windows派と仲が悪くなるという点です。
Mac同様windows派とMac派は一緒に連携を取るのは難しいです。
- パソコンのカスタマイズはほとんどできない。
- ネット上にあるツールの数がwindowsと比べると少ない。
- windows派と仲が悪くなる。
結局プログラミング学習に適しているのはどのOSなの?
ここまで、windowsとMac OSについて解説してきましたが、結局プログラミングをするのに適しているのはどちらなのでしょうか?
ここからは、実際にwindowsとMac OSどちらが良いのかを目的別に選んでいきたいと思います。
iOSアプリやWeb周りの開発をする場合
Mac OS一択で良いと思います。
言語でいうと、PHPやRubyなどのライトウェイト言語をメインに使っていく場合はMac以外の選択肢はありえないと言ってもよいだろう。
Unix系のツールを使ったり、開発したりしない場合
windowsで良いと思います。
windowsのパソコンはコスパも高く、持っていても困らないことから個人的にはおすすめです。ただし、iOSアプリやMac関係の開発はできないので注意しておきましょう。
まとめ
ここまで、プログラミングをすることだけに焦点をおいてOSをご紹介して来ましたが、まだ腹が決まらないという方は下の表を参考に決めてしまいましょう。
製作物 | おすすめOS |
WebサイトなどのWeb関連のサービス (wordpressのプラグインやHtml、CSSなど) | 両方OK! |
iOSアプリの開発 | Mac OSの一択! |
Androidアプリの開発 | 両方OK! |
決めてない! | 決まらない! |
プログラミングは経験が全てです。悩んでいる暇があったらコードを書いてたくさんの失敗を重ねた方が良いです。それに、今のあなたはwindowsやMacという2つの選択肢で考えていると思いますが、両方扱えれば無敵です。もちろん簡単なことではありませんが、一つ何かを作るという製作物をイメージしたらそれを作ることに全エネルギーを注ぎ込みましょう!
最初は一つ開発することに、かなりの時間や知識のインプットが必要になると思いますが、続けていれば徐々に開発のスピードも上がり、自分のイメージしたものを自動化できたりしていきます。まずは言語に触れるとことからがスタートラインです!
コメントを残す