こんにちは、土日休み.com運営部です。
「業務用複合機のリース契約とは?」
「リース契約のメリット・デメリットは?」
「リース契約を結ぶ際に気をつけるべきポイントとは?」
業務用複合機を導入する際に多くの方がリース契約を利用すると思いますが、リース契約の仕組みやメリット・デメリットを理解しているでしょうか?
今回は新しく複合機を導入する際に理解すべき、複合機のリース契約のメリット・デメリットについて解説していきます。
リース契約とは?
リース契約とは、会社が必要とする設備や機器をリース会社が代わりに購入し、一定期間有料で貸し出すことを意味します。
リース契約は、オフィス製品を中心に工場の産業機器や重機などを導入する際にも広く利用されています。
リース契約の種類
リース契約には、主に『ファイナンスリース』と『オペレーティングリース』の二つの種類があります。
それぞれの特徴は以下のようになっています。
ファイナンスリース
ファイナンスリースとは、リース会社が商品を代わりに購入し、一定の利子を追加して金額を返金していく取引です。
リース契約と言われるものは、ファイナンスリースが一般的です。例としては、100万円の商品を購入した場合は115%にあたる、115万円分を返金することになると考えられます。
リース会社が得られる恩恵としては、利息から得られる費用と所有権を持っているため、最終的な処分方法によってはさらに利益を出すことができます。
ファイナンスリース | ・総額費用に利息が加算される ・途中解約できない |
オペレーティングリース
オペレーティングリースとは、リース期間終了時の残存価値を考慮した上で支払う料金が設定される取引です。
例えば、100万円の複合機を5年契約でリースを結んだ場合、5年後にその複合機の価値が10万円だとすると、契約者が支払うべき費用は90万円に抑えることができます。
借り手の支払い負担は減り、貸し手側は、リース満了時の物件売却価格が残価を下回って損失を被るリスクもありますが、残価以上の価格で物件を売却できる可能性もあります。また、貸し手は資産を所有することにより減価償却の制度を利用することもできます。
オペレーションリース | ・契約完了時の商品価値が考慮される ・途中契約することができる |
リース契約の費用相場
業務用複合機をリース契約で購入した場合の総費用額は、80〜120万円程が一般的です。
そのため、5〜7年間のリース契約を結んだ場合は、月々:10,000円〜20,000円ほどでリース契約を結ぶことができると考えられます。
土日休み.comでは、費用を抑えたい方や機能を重視したい方など、さまざまニーズに合わせた複合機を提案させて頂いています。
リース契約のメリット・デメリット
ここからは、リース契約をメリット・デメリットの視点から解説していきます。
リース契約のメリット
- 最新の機器を導入しやすい
- リース費用を経費で落とせる
- 再リースは格安で利用できる
①:最新の機器を導入しやすい
一つ目のメリットは、リース契約で月々の支払いを抑えることで、最新の機器を導入しやすい点です。
リース費用は、導入時に必要な一度に支払うべき費用を長期間に分散することができるため、企業の設備投資への負担を軽減することができます。
導入するための負担が軽いと最新の複合機を導入しやすかったり、キャッシュフローに負担をかけずに導入することができます。
②:リース費用を経費で落とせる
二つ目のメリットは、導入するために必要な月々の支払いを経費に計上することができる点です。
一括購入で複合機を導入した場合は固定資産税などが適応されますが、リース契約の場合は月々の支払いを経費として計上することができます。
経費として計上することによって会社全体の収支を減らすことができるため、節税をする上で効果的であることが考えられます。
③:再リースは格安で利用できる
三つ目のメリットは、リース終了後に再リースを行うことで、格安で複合機を利用できる点です。
リース契約は、5〜7年間の契約が主流ですが、最近の複合機はしっかりとメンテナンスをすることで10年以上使用できることもあります。
そのため、機体に問題がない場合は再リースと言われる、同じ機体で新しくリース契約を結ぶことで格安で複合機を利用することができます。
具体的には、月々の支払いが半額か1/3程度の費用にまで、価格を下げて利用できるようになります。
リース契約のデメリット
- リース会社が所有権を持っている
- 総額費用が割高になる
- 途中で解約することができない
①:リース会社が所有権を持っている
一つ目のデメリットは、購入している複合機の所有権をリース会社が持っている点です。
複合機を一括購入した場合は、減価償却などの手続きをする手間などはかかりますが、所有権を持っているため必要でなくなったら売却をするなど、会社の資産として自由に扱うことができます。
リース契約の場合は、リース会社が所有権を持っているため自由に売却することはできず、支払いを完了しても返却をする必要があります。
②:総額費用が割高になる
二つ目のデメリットは、一括購入とは違い利子などが加算されるため、総額費用が割高になってしまう点です。
一括購入の場合は、1度に高額な費用が必要になりますが、リース契約で発生する利子などはありません。そのため、本体の総額費用をリース契約よりも安く抑えることができます。
しかし、メンテナンス費用などを考慮すると、リース契約を行った場合のプランの方がお得になるケースも多いため、費用をできるだけ抑えたい方は、長期的な費用を見積もってみることをおすすめします。
③:途中で解約することができない
三つ目のデメリットは、リース契約は途中で解約したとしても残金を支払う必要がある点です。
リース契約は、リース会社が代わりに購入しているため、リース会社が負担した費用に利子を加算して返済する必要があります。
そのため、契約期間中に複合機が必要なくなったとしても、契約を解除するためには支払っていない残高を支払う必要があります。
リース契約を結ぶ際の注意点
ここからは、リース契約を結ぶ際の注意点について解説します。
- いきなり契約をしない
- 費用総額を見積もる
- 自社にあったプランかどうか
①:いきなり契約をしない
1つ目の注意点は、他の販売業者の話を聞いたりせずに、いきなり契約をすることはやめましょう。
業務用複合機にかかわらず高額な費用が必要になる契約を結ぶ際は、他の販売業者と比較した上でもっとも信頼できる相手と結ぶことが重要です。
一つの会社の意見だけでなはなく他の会社と相対的に比較することで、最も適切な販売業者を選ぶことができます。
②:費用総額を見積もる
2つ目の注意点は、リース契約で費用を支払った場合に、総額でどのくらいの費用が必要になるのかを確認しましょう。
複合機を導入する場合は、10年間使用すると仮定した際にどのくらいの費用がかかるのか?、などを考えることをおすすめします。
一括購入とリース契約を比較すると、リース契約の方がメンテナンス費用の割引などが多くあるため、リース契約の方がお得になるケースもあります。
③:自社に合ったプランか確認
3つ目の注意点は、プラン内容が自社のニーズに本当にあったプランかどうかを確認しましょう。
販売業者もできるだけ利益を出したいと思っているのが本心です。そのため、便利になるからといって高額な複合機を勧めてくることもあります。
とても性能がいいとしても、会社のキャッシュフローに負担をかけてしまってはいけません。それぞれの会社にあった最適なプランを提供してくれているかをしっかりと確認しましょう。
まとめ
今回は、業務用複合機を導入する際に、一般的に利用されるリース契約について解説しました。
リース契約についての知識がなかった方も、契約時に必要な最低限の知識は知ることができたはずです。
最後に、リース契約は一度契約したら支払いを満了しない限り、契約を解除することができません。
この点を理解して上で、一括購入とどちらが会社にとってメリットが大きいのかを検討して、契約をするようにしましょう。
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