「DVD/CDってなに?」
「ブルーレイディスク(BD)って良いの?」
「光学ディスクってなに?」
今回、土日休み.comではDVD、CD、ブルーレイディスクなどの各光学ディスクの特徴やメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
各光学ディスクのメリット・デメリットまとめ!「DVD」「CD」「BO(ブルーレイディスク)」それぞれの特徴とは?
光学ディスクについての話に入るために、光学ディスクとは一体なんなのかについて知ってもらいます。
光学ディスクとは、光学ドライブで読み書きする専用のデータを保存するための保存ディスクです。光学ドライブがよくわからない方は下の記事を参考にしてください。
続いて、光学ディスクの種類についてですが、3種類あります。
- CD
- DVD
- BD(ブルーレイディスク)
よくわかっていないけど使ってるという方も案外いると思います。そういう方は今日でしっかり光学ディスクについては知っておきましょう。
ここからは、各光学ディスクの特徴やメリット・デメリットをご紹介していきます。この特徴を押さえれば、適材適所でそれぞれが使われていることがよくわかっていただけると思います。
DVDの特徴・メリット・デメリット
DVD(Digital Versatile Disk)の特徴は、画像や動画といった視覚的データを記録保存するのに多用される光学ディスクです。
近年は徐々に需要が下がってきてはいますが、長期的なデータ保存や非常に単価が1枚の単価が安価なことからデータを気軽に人に渡すときなどに未だに使われています。
また、DVDには多くの規格があり、作っている会社によって専用の光学ドライブを使わなければならなかったりと、少し複雑になっています。
DVDの規格は全部で6種類あります。
- DVD-ROM(読み取り専用)
- DVD±R(書き込み専用)
- DVD±RW(約1000回の読み書きに対応)
- DVD-RAM(約10000回の読み書きに対応)
※”±”で2種類あり、+と-は全く異なる規格なのがポイントです!互換性はありません。
DVD-ROMは、読み取り専用の光学ディスクです。中身の映像を見たり聞いたりすることは可能ですが、データを改ざんすることはできません。
DVD±Rは、書き込み専用の光学ディスクです。特徴としては、書き込み回数が1回という制限があるのがポイントです。
DVD±RWは、書き込み専用の光学ディスクです。特徴としては、DVD±Rと違い、1000回程度なら何回も書き換え可能なことです。
DVD-RAMは、書き込み専用の光学ディスクです。特徴としては、DVD±RWが1000回程度の書き込み回数だったのに対して、その10倍の書き込み回数を持っているディスクです。
- 画像や動画などの視覚的なデータを保存するのに適している。
- DVD一枚の単価が安く、軽量なためデータを手渡ししやすい。
- データ専用と録画専用のDVDがある。
- 規格が多数あるため判断がめんどくさい。
- 規格が違うだけで読み込めないことがある。
CDの特徴・メリット・デメリット
CD(Compact Disk)の特徴は、音楽や聴覚的データを記録、保存するのに適した光学ディスクです。
音楽などをメインに記録するために設計されているため、データの容量はDVDと比べると小さく、700MB程度が一般的な容量です。CDは数ある光学ディスクの中でも最も価格が安く、昔は頻繁に写真や音楽などを友人に上げたり、仕事のデータを保存して提出するのに多用されていました。
また、CDのにも規格が存在しますが、基本的にはどの光学ドライブでも対応できるものばかりなので、あまり気にする必要はありません。
CDの規格は主に3種類あるのでこれらの意味だけはしっかりと覚えておきましょう。
- CD-ROM(読み取り専用)
- CD-R(読み込み専用)
- CD-RW(書き換え専用)
CD-ROMは、読み取り専用の光学ディスクです。一般的に販売されている歌手のCDなどは書き換えをされては困るため、このCD-ROMという状態で販売されています。
CD-Rは、読み込み専用の光学ディスクです。DVD同様に、データを一度だけ書き込みことができ、一度書き込んだデータは削除したりすることはできません。
CD-RWは、書き換え専用の光学ディスクです。DVD同様に、1000回程度の書き換えが可能です。
- 音楽などの聴覚的なデータを保存するのに適している。
- CDは一枚の単価が安く、軽量なためデータを手渡ししやすい。
- 音楽専用とデータ専用のCDがある。
- 特にはありません。
BD(ブルーレイディスク)の特徴・メリット・デメリット
BD(Blu-ray Disk)の特徴は、大容量の動画データをキレイな画質を維持したまま保存できることです。
近年、スマートフォンやデジタルカメラなどがHD標準のものが一般的になってきていますが、このHD標準のままDVDに保存すると必然的に画質は低下してしまいます。
そのため、画質を維持したまま保存するとなると、このブルーレイディスクが必要になるというわけです。今ではテレビの録画もほとんどがこのブルーレイディスクが使われることが多いです。
- BD-ROM(読み取り専用)
- BD-R(読み込み専用)
- BD-RE(約1000回の買い替えが可能)
- BD-LTH(1回の買い込みが可能)
BD-ROMとBD-Rは、CDやDVDの仕様と同じなので解説を省きます。
BD-REは、DVD-RWと同じく約1000回程度の書き換えが可能なディスクとなっています。
BD-LTHは、表記こそ違いますが、DVD-RやBD-Rと同じと思っていただいて構いません。
- 動画などの視覚的なデータをキレイなまま保存するのに適している。
- キレイな画質のまま保存できる。
- 規格が多数あるため判断がめんどくさい。
- 規格が違うだけで読み込めないことがある。
まとめ
ここまで、光学ディスクについてまとめてきました。実際、光学ディスクにも何種類もの規格があり、用途や目的に合わせて使い分けることができます。
また、一つ注意しておいてほしいことがあるのでそれを説明してまとめにしたいと思います。
注意すべきこととは、光学ドライブが光学ディスクに対応しているかだけはしっかり確認しておきましょう。もちろん、その逆も然りです。
光学ドライブの詳しいことは下の記事にまとめてあるんで参考にしてください。
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