「ディスプレイのパネルってなに?」
「TN型?VA型?IPS型?何が違うの?」
「IPS型ってあの例の細胞と関係あるの?」
今回、土日休み.comではこのような疑問や質問のために、ディスプレイモニターのパネルの種類について解説していきたいと思います。
ディスプレイ(モニター)のパネルには「TN型」「VA型」「IPS型」の計3種類もある!
ディスプレイ(モニター)のパネルには、3種類あります。
- TN(Twisted Nematic)型
- VA(Vertical Alignment)型
- IPS(IN-Plane-Switching)型
価格帯と画質は、TN型<VA型<IPS型と段々上がっていくのが全体的な特徴です。それぞれのパネルの特徴に関しては、これから説明していきます。
パネル種類①:TN型
TN型の特徴としては、価格が低く必要電圧が低く、見る角度によって色や明るさが変わりやすいという点です。
- 価格が最も安い。
- 必要な電圧が低いこと。
- 見る角度によって色や明るさが変わりやすいこと。
パネル種類②:VA型
VA型の特徴としては、TN型よりも価格や画質が上がっていて、現在最も流通しているのがVA型ということです。ただし、見る角度によって色や明るさが変わってしまうデメリットはTN型と然程変わりはありません。
- TN型の次に価格が安い。
- 最も流通しているパネル
- 見る角度によって色や明るさが変わりやすいこと。
パネル種類③:IPS型
IPS型は、パネルの中でも最高級品で画質を重視したパネルです。特に医療や映像系の職種では発色が良いIPSパネルへの需要が非常に高い傾向にあります。
また、最近では一般化家庭でも導入しやすい価格帯であることから、シェア率は徐々に広がっています。
- 発色が良い。
- 画質がキレイ。
- パネルの中でも最も価格が高い。
ディスプレイ(モニター)を選ぶ際に、結局どのパネルを選ぶのがおすすめなの?
ディスプレイを選ぶのであれば、用途や目的に合わせて選ぶべきです。一概にこれがどの分野にも適したディスプレイというのは存在しません。
ディスプレイの選び方は主に8つのチェックポイントがあり、自分でディスプレイを目利きできるようになりたいという方は下の記事を参考にしてみると良いかもしれません。
ディスプレイを選ぶ際の基準がよくわからないという方はこの記事を参考にすることをおすすめします。初心者でも分かりやすいように、専門用語などはなるべく避けて解説しています。
ディスプレイを何に使うのかが明確である場合は、下の記事に実際に用途や目的別におすすめのモニターを解説付きで紹介しているので参考にしてください。
すでにディスプレイを買う目的や用途が決まっているという方は、下の記事がおすすめです。
用途別でモニターやディスプレイを解説した上で、2019年現在イチオシのモニターを紹介しています。
まとめ
最後に、TN型・VA型・IPS型のそれぞれの特徴を表にまとめたので参考にしてください。
型 | 画質 | 価格帯 | シェア率 | 今人気の製品ランキング |
TN型 | 低 | 低 | 大 | |
VA型 | 中 | 中 | 中 | |
IPS型 | 高 | 高 | 小 |
また、ここまで、ディスプレイのパネルの種類についてまとめてきましたが、パネルの種類はディスプレイ選びの一つの基準に過ぎません。
実際にディスプレイを選ぶ際は、ディスプレイの用途や目的を明確にした上で、8つほどのチェックポイントを押さえて選びさえすれば誰でも自分にあったベストなモニターを選ぶことができるようになります。
ディスプレイの目利きの仕方は下の関連記事を参考にしてみてください。初心者にもわかりやすいようになるべく専門用語を避けて解説してあります。
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