「USBメモリーってどうやって選べば良いの?」
「USBメモリーとは?」
「おしゃれなUSBがほしい!」
今回、土日休み.comでは、USBの選ぶ基準である8つのポイントをご紹介した上で、用途や目的に合わせた製品を実際に解説していきます。
USBメモリーの選び方は?
まず始めに、USBには「全ての人に共通でこのUSBが良い!」というものはありません。どんな目的や用途でUSBを選んでいるのかによっておすすめできる製品が異なってくるというわけです。今回は、実際に僕がUSBを選ぶ際や人に勧める際に使っている8つの基準をご紹介していきます。
この8つの基準でUSBを選べば、今日からあなたも自分に合ったベストなUSBを選択できるようにまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
USB選びのポイントは8つあります。
- 必要容量・サイズ
- 予算・価格帯
- 保証期間
- 転送速度
- 規格
- セキュリティ
- デザイン性
1.必要容量・サイズ
USBの必要容量やサイズは、どれだけのデータを日々保存・管理するかによって選ぶべき容量は異なってきます。
例えば、仕事などでワードやエクセルで作った文書などをメインに保存する場合には、データの容量なんて気にすることなく、4GBで充分足ります。しかし、動画や写真といった1つ辺りのデータの大きいものをメインで保存する場合には、4GBではすぐにいっぱいになってしまいます。
しかし、実際に日々の生活で一つ一つのデータの大きさなんて気にしたこと無い人に急に「容量を選べ!」と言われてもイメージができないと思うので、下に表を用意したので自分がどのようなものをメインに保存するのか確認しましょう。
多少多めに容量を選んでおくことをおすすめします。
主で保存するデータの種類 | 適正容量 |
文書 | 4GB~8GB |
写真・音楽 | 8GB~16GB |
動画 | 32GB以上 |
OS | 64GB以上 |
2.予算・価格帯
ものを買う上で予算は絶対に必要な基準になってきます。しかも、カスタム内容によって大きく価格が変動するUSBには特に必要な基準といえます。
USBの価格が大きく変動するのは、以下の3つです。
- 容量
- セキュリティ
- 転送速度
容量 | 平均の価格帯 |
4GB | 1000円以下 |
8GB | 1000円~2000円くらい |
16GB | 1000円~3000円くらい |
32GB | 1000円~3000円くらい |
64GB | 1000円~4000円くらい |
128GB | 1500円~5000円くらい |
3.保証期間
保証期間については、海外から輸入している並行輸入品の場合には保証がきかないことが多いです。
しかし、Amazonで購入した場合は、Amazonが保証をつけてくれることが多く、USBに関してはAmazonか家電量販店での購入をおすすめします。
Amazonの場合は、5年保証が多く、稀に永久保証というのも存在ます。
4.転送速度
転送速度とは、USBメモリーからデータをコピーするときやデータをUSBに保存するときに1秒間でどのくらいのデータを読み書きできるのかを表したものになります。
基本的に、安いものだと転送速度の表示はされておらず、転送速度に期待はできません。
転送速度の感覚値 | 実際の速度(MB/s) |
転送速度の記載なし(低速or平均) | ・読込:20~70MB/s ・書込:20~50MB/s |
平均的な転送速度 | ・読込:50~70MB/s ・書込:20~40MB/s |
転送速度が速い(高速) | ・読込:200MB/s ・書込:150MB/s |
5.規格
規格は、主に2つの見るべきところがあります。
1つ目は、USBが2.0対応or3.0対応なのかということです。これはUSBの処理速度に大きく関わってくることなので非常に重要なことです。選ぶ場合は、3.0対応のUSBを選びましょう。
詳細は下の記事まとめてあるので参考にしてください。
2つ目は、USB端子の種類です。
- タイプA
- タイプB
- タイプC
以上の3種類があるので、自分がどのタイプのUSB端子を必要としているのかを再度確認しましょう。基本的には、タイプAだとは思います。
”3.1 Gen 1”対応のUSBとは?
3.0よりも新しい規格のUSBと、思いがちですが、厳密には名称が変更されただけです。”3.1 Gen 1USB”というのを従来の名称でいうと”3.0USB”です。
つまり、3.0対応のUSBと同義なのであまり気にする必要はありません。
6.セキュリティ
近年セキュリティに対する意識が高まって来ていることもあり、USBのセキュリティも年々進化しています。
また、USBにおいてはセキュリティというのはカスタムになることが多く、価格が一気に跳ね上がるのもポイントです。後ほどおすすめの製品のところでも、セキュリティ機能を搭載した製品をいくつか解説しているので参考にしてください。
- パスワード機能
- 指紋認証機能
- ウィルス対策・除去機能
- データ削除機能
- コピー防止機能
7.デザイン性(おしゃれ・見た目)
最近のUSBには、非常にユニークな製品があり、USBマニアがいるくらい面白いデザインのUSBがあります。
デザインが変わっているだけで、社内でも一つの話題作りにもなるため1つ持っておくと良いかもしれません。
おすすめUSBメモリーとは?用途・目的別で人気製品を比較!
実際に、USBの判断基準はよくわかってきたと思います。しかし、USBというはかなりの数がありますし、一つ一つ詳細まで見ないといけないので大変だと思います。
そこで、ここからはおすすめできるUSBを以下の通り、用途別に比較解説していくので、自分に合ったUSBを参考にしてみてください。
- 容量・サイズ重視のUSB
- コスト重視のUSB
- 転送速度重視のUSB
- セキュリティ重視のUSB
- 見た目重視のUSB
容量・サイズ重視のUSB
ここからは、容量やサイズ重視のUSBを解説していきます。
【容量&コスト重視!】KOOTION 3.0対応の64GB USBで1200円台!
転送速度には期待できませんが、容量単価が異常に安く手っ取り早く容量の大きいUSBが欲しいという方にはおすすめのUSBです。
注意点としては、同じ型番で2.0タイプのものがあるのでかならず3.0対応の製品かを確認して購入しましょう。
- メモリー容量:64GB搭載
- USB3.0対応
- 保証期間:1年半
- デザイン:青・黒・赤・白・黄色
- 容量バリエーション:32GB/64GB
【容量&転送速度重視!】LEIZHAN Type-C付き 128GBUSBメモリー
このUSBも容量が128GBあるのにも関わらず、比較的安いのでコスパが高い製品と言えます。128GBあるため動画などの大きいデータも容易に保存できます。
また、処理速度もベンチマークでテストしたものを拝見したところ、読込で133MB/s、書込で60MB/sと転送スピードも平均以上の数値を叩き出しており、機能性に優れています。
また、USB端子の種類がTypeAの他にTypeCも搭載してあるため、iPhoneのデータもUSBに保存・転送することが可能です。
コストパフォーマンスと機能性が尋常でないくらい高く、個人的には最もおすすめしたいUSBです。
- メモリー容量:128GB搭載
- USB3.0対応
- 転送速度:読込→133MB/s、書込→60MB/s
- 保証期間:永久保証
- デザイン:黒・赤色
- Type-C付き
- 容量バリエーション:32GB/64GB/128GB
コスト重視のUSB(激安・格安・値段が安いUSB)
ここからはコスト重視のUSBを紹介してきます。32GBと容量が大きいのに1000円以下のUSBもあったりと、とにかく安いものでよいからUSBがほしいという方にはおすすめです。
【格安&容量重視!】キングストン 32GB USB3.0対応
32GBで1000以下というパワーワードをぶつけているUSBです。
保証期間も5年と長く、格安の骨頂とも言えるUSBです。とにかく安いものがほしいという方にはおすすめです。
- メモリー容量:32GB搭載
- USB3.0対応
- 保証期間:5年
- 容量バリエーション:8GB/16GB/32GB/64GB/128GB
転送速度重視のUSB
ここからは、転送速度重視のUSBをご紹介していきます。仕事などで頻繁にUSBを使う方は転送速度の速いUSBを購入することをおすすめします。
実際に3GBほどの動画データでテストしましたが、通常のUSBよりも転送完了までにかかる時間が2倍ほど違いました。
【転送速度が200MB/s超え!】SanDisk 『SDCZ800-064G-J57』3.0対応USB
高速転送を売りにしているUSBです。
転送速度は、読込が200MB/s、書込が150MB/sと言葉通りの速さを誇っており、手頃な価格帯で高速転送のUSBが欲しいという方にはおすすめです。
- メモリー容量:64GB搭載
- USB3.0対応
- 保証期間:永久保証
- デザイン:黒色のみ
- 容量バリエーション:64GB/128GB
- 転送速度:読込→200MB/s、書込→150MB/s
【大容量&超高速転送!】CORSAIR 『CMFVYGS3B-512GB』3.0対応USB
CORSAIRのこのUSBも高速転送と大容量を売りにしています。
メモリー容量が512GBで転送速度は、読込が295MB/s、書込が290MB/sとなっており、異常な容量と転送速度の両方を合わせ持った2刀流のUSBです。
大容量で高速転送を求めている方には、イチオシのUSBです。また、個人的にはデザインがスタイリッシュで好みです。USBにしては価格帯が高いように思えますが、これだけの高速転送と大容量であればコスパは高いと言えるでしょう。
USBの中にOSをインストールし、持ち運び用OSとして利用するのに向いているUSBです。
- メモリー容量:512GB搭載
- USB3.0対応
- 保証期間:5年保証
- デザイン:黒色のみ(スタイリッシュでかっこいい)
- 容量バリエーション:256GB/512GB
- 転送速度:読込→295MB/s、書込→290MB/s
セキュリティ重視のUSB
ここからは、セキュリティ重視のUSBをご紹介していきます。
パスワードロックやウィルス除去ソフトなどが搭載されたものがあるので、かなり重要なデータを保存する場合には利用することをおすすめします。
BUFFALO 暗号化機能 自動セキュリティアップデート機能搭載 4GB 3.0対応USB
セキュリティソフトが搭載されたUSBです。
特徴としては、5年間は自動でUSBに搭載されたセキュリティソフトが更新されるため常に万全な状態で利用できるのがポイントです。また、コピーガード機能がついてるため悪意をもったあなたの同僚がUSBの情報を盗むこともできないので、周りに敵が多い人にはおすすめです。
ちなみに、先述したとおり、セキュリティ系のカスタムが付くと容量に対して、一気に価格帯が跳ね上がるのも見て取れると思います。
- メモリー容量:4GB搭載
- USB3.0対応
- 保証期間:1/3/5年保証を選択可能
- デザイン:黒色のみ
- 容量バリエーション:4GB/8GB/16GB/32GB
- コピーガード機能搭載
- セキュリティ自動更新機能
- 暗号化機能
BUFFALO『RUF3-KV8G-DS』ウィルスチェック機能搭載 8GB 3.0USB
こちらはウィルスチェック機能がついたUSBです。
ファイルをUSB内に入れると自動的にウィルスチェックをしてくれるため、USB内が汚染される心配がありません。さらに、パスワード認証機能もついているためデータを頑丈に保護してくれます。
また、一番の特徴としては価格帯です。
セキュリティ系の対策が施されているにも関わらず安く、安くセキュリティ付きのUSBを手に入れたいという方にはおすすめです。
- メモリー容量:8GB搭載
- USB3.0対応
- 保証期間:1年保証
- デザイン:灰色のみ
- 容量バリエーション:8GB/16GB/32GB
- ウィルスチェック機能
- パスワード認証機能
見た目重視のUSB(おしゃれ・かわいい・かっこいいUSB)
ここからはデザイン重視のおしゃれなUSBをご紹介していきます。かなりユニークなデザインのものばかりで一つ持っているだけで、話題作りにもなるためおすすめです。
【カメラ好きにはたまらない!】小型一眼レフカメラ 32GB USB
デザインに特化した小型一眼レフカメラ型のUSBです。このUSBに関しては完全にデザイン重視のUSBであるため、機能的な面に関しては一切触れません。
一つだけ注意してほしい点は、会社の機密情報などをこの中にいれるのはあまりおすすめしません。もちろん、セキュリティ的な不安要素もあるのですが、一番はデータが吹っ飛ぶ可能性があるということです。
ネタとしては非常におすすめの製品です。
- カメラの形で面白い。
- USB3.0非対応
- 保証期間:なし。
- デザイン:カメラ
- 容量バリエーション:16GB/32GB/64GB
【銃好きにはたまらない!】金属リボルバー 64GB USB
小型一眼レフカメラ型USB同様、続いてはリボルバーです。
もう、このリボルバー型USBを持っていたら、話題にならない方がおかしいです。あなたが変わりものであれば、あえてふれてこないかもしれませんが、通常であれば間違いなく話のネタにはなります。
ただし、カメラ型USBと同様で、リボルバー型USBも銃弾が打てない代わりに、データが吹っ飛ぶ可能性があるので、消えてこまるようなデータをこのUSBだけで管理しておくのはやめましょう。
- メモリー容量:64GB搭載
- USB3.0非対応
- 保証期間:1年半
- デザイン:リボルバー
- 容量バリエーション:16GB/32GB/64GB
まとめ
ここまで、USBについてまとめてきましたが、かなりユニークなUSBから高性能なUSBまで様々なUSBが見つかったと思います。
USB選びのまとめとしては、どのような目的でUSBがほしいのかまずは明確にしましょう。文章だけを保存するのに128GBもの大容量のUSBを買ってもしかたありません。おそらく生涯容量不足になることはないでしょう。
まず最初に目的を明確にした上で、容量・転送速度・セキュリティ面を考慮して選ぶことをおすすめします。
土日休み.comではUSBの選び方の他にも2019年現在のパソコン事情についても日々更新しています。コスパの良いパソコンの選び方などを知りたい方は下の関連記事を参考してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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