こんにちは、土日休み.com運営部です。
「複合機のリース料金の相場ってどのくらいなの?」
「リースと一括払いは、どっちがいいの?」
「リースのメリット・デメリットを教えて欲しい」
複合機を導入する際に選択肢に入ってくるのがリース契約です。
今回の記事では、リース契約について簡単におさらいした後に、リース契約の相場について解説していきます。
業務用コピー機のリース契約とは?
まずはリース契約について簡単におさらいしましょう。
リース契約とは、本体価格が100万円以上する業務用コピー機などを月額の費用を抑えて導入するための方法です。
また、リース契約は長期に渡って契約するのが一般的で、5年〜7年の契約をする場合が多いです。
リース契約を行う場合は、本体のリース料金と保守料金が毎月のランニングコストとなります。
コピー機のリース契約が5年以上が多い理由
ここでコピー機などのリース契約が5年以上のケースが多いことについて解説しておきます。
主な理由としては、国が定める減価償却資産が利用に耐える年数の耐用年数が5年であるためです。
減価償却資産とは、会社の経費の中の減価償却費で扱われるものであり、会社の初期投資に対して、その費用を分割していいですよっという法律です。
つまり、初期投資の影響を受けて会社の利益を出すのではなく、設備費用は分割して計上していいですよ、っという法律があるため、その法律に沿ってリース契約が成り立っているのです。
複合コピー機のリース料金の相場は?
次に、複合機をリース契約した際のリース契約の相場についてまとめます。
リース料については、当然ですが本体価格がベースとなり決定します。
複合機の本体価格は印刷スピードが上がるほど、より高性能になり価格が上がっていきます。
また、同じくらいの性能でもメーカーによって価格の違いがあります。
印刷速度(/min) | 相場 |
20枚/min | 9,000円前後 |
30枚/min | 12,000円前後 |
40枚/min | 15,000円前後 |
50枚/min | 20,000円前後 |
こちらが5年のリース契約をした相場の目安になります。(リース契約は5年が一般的)
リース料金については、ぼったくり業者は別としてそこまで大きな差が出ることはないでしょう。
なぜなら、リース料金は12ヶ月×5=60の月々払いですから、値下げをするにしても月々の割引料金はたかが知れています。
リース契約のメリット・デメリット
ここからは、リース契約のメリット・デメリットについて解説していきます。
リース契約のメリット
まずはメリットについてみていきましょう。
- 導入費用を安く抑えることができる
- 最新機種や性能の高い機種が導入しやすい
- 費用は全額経費で処理できるため、経理の負担を下げる
- リース会社によっては保険が完備されている
リース契約では初期費用はほとんどかからず、月々の料金をリース会社に支払うだけで最新の機種や高性能な機種を導入することができます。
一括購入では、選択肢に入ることのない便利な機種が分割支払いで利用できるため、余剰資金を別のことに回すといったことも可能となります。
また、費用は全額経費計上が可能となるので、経理上の負担もありません。
リース契約は、適正な価格で取引がされていないケースも多く、「良いイメージがない」という人が多いのも事実です。
しかし、複合機に限っては一括購入のデメリットが大きいため、リース契約をオススメします。
※もちろん、知識をつけ、相見積もりを取り、優良な会社を選ぶことが前提です。
他の導入方法との比較について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
リース契約のデメリット
次にデメリットです。
- トータルの料金は、一括購入よりも割高になる
- 途中解約時には違約金が発生する
- 信用審査があるため過去に金銭トラブルがある人は契約不可
- 契約終了後は、返却しなくてはならない
トータルで支払う額は金利のある分リース契約の方が割高になり、基本的に中途解約はできません。
複合機については基本的に、使うとなったらずっと使う物ですので、そこまで問題にはならないかと思います。
リース料金はそこまで重要じゃない!?複合機をお得に使いたいならOOを見ろ!
複合機についてはリース料金以外にも諸々の費用がかかってくるため、最終的なトータルコストが安くなるように契約をしましょう。
そして、トータルコストにより大きく影響してくるのが『カウンター料金』です。
カウンター料金とは、「インク代とメンテナンス・修理費用を無料にしてあげるから、1枚印刷するごとに決まってるお金を払ってね」というものです。1枚印刷をするごとにモノクロ1円、カラー10円ほどかかります。(目安)
カウンター料金についてより詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。
リース料金の価格変動幅が少ないのに対し、カウンター料金は印刷枚数が多くなるほどトータルコストに大きく影響してきます。
カラーコピーを多用する場合は特にです。
実際に事例を出してみます。
月間印刷枚数 | リース料金 | カウンター料金 | トータルの料金(月) | |
A社 | モノクロ:4000枚 カラー:1000枚 | 12,000円 | モノクロ:2円 カラー:15円 | 12,000+23,000円=35,000円 |
B社 | モノクロ:4000枚 カラー:1000枚 | 15,000円 | モノクロ:1円 カラー:10円 | 15,000+14,000円=29,000円 |
A社とB社は全く同じ印刷量で、リース料金はA社の方が3,000円も安いのに、トータルの金額はB社が6,000円も安くなっています。
それぞれのモデルプランの月々の費用をベースに5年間の総額を比較すると、
35,000円✖️12ヶ月✖️5年=2,100,000円
29,000円✖️12ヶ月✖️5年=1,740,000円
月々6,000円違うということは、5年(12ヶ月×5)で360,000円もの差になります。
A社のカウンター料金は相場より高く、B社はかなり安いカウンター料金で使用しているためこのような結果になりました。
まとめ
ここまでリース料金について解説してきました。
複合機はリース料金よりもカウンター料金の方が比率が大きいため、相場から大きく外れていなければそこまで重要ではないことがわかりました。
導入の際はリース料金のみで判断せず、カウンター料金を含めたトータルコストで計算をして決めましょう。
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