パソコンケースの選び方を徹底解説!(静音性・冷却性・メンテナンス・価格・素材)

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この記事では、自作PCを作る上でとても重要なパソコンケースの選び方について解説していきたいと思います。

パソコンを構成するパーツを守る役割だけでなく、メンテナスをする際に作業しやすい構造をしているものや音が静かになるような仕組みが搭載されたものなど、様々な箱があります。

パソコンケースの選択ミスは、後々かなり痛手になりかねないので、自分の用途や目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

パソコンケースの選び方とは?

ここからは、パソコンケースを選ぶときのチェックするべき点を解説していきます。

パソコンケースを選ぶときの判断材料は主に5つあります。

PCケースで見るべきポイント
  1. 種類
  2. 静音性(静寂性)
  3. 冷却性
  4. メンテンナンス性
  5. 素材

1.種類

PCケースには主に5つの種類があり、それぞれ形状が大きく変わってきます。

間違ったものを選んでしまうと、「メンテナンスで追加したいパーツを搭載できない!」ということになるので、どの形状の箱にするのかを各PCケースの特徴を把握した上で選ぶようにしましょう。

PCケースの種類
  1. ミドルタワー
  2. ミニタワー
  3. フルタワー
  4. キューブ型
  5. ラックマウンド型

以上の5種類があります。2019年現在で最も利用されるものは拡張性があり、バランスが取れたミドルタワー型が採用されることが多く、これといって決まっていないのであれば、おすすめです。

それぞれのPCケースの解説は下の記事にまとめてあるので、各解説を見て選びたい方などは下の記事を参考にすると良いと思います。

パソコンケースにも種類があるって知ってた?自作PCでおすすめのケースは?

2018年12月28日

2.静音性(静寂性)

パソコンを起動しているときや稼働しているときはどうしても稼働音というのは生じてしまいます。10年ほど前のパソコンだとこの騒音もかなりうるさかったですが、今では各パーツやPCケースによって静音化されてきています。

静音性を重視する場合は、静音性重視のPCケースを仕様することをおすすめします。稼働音というのが完全に消えることはありませんが、静音性対策してあるPCケースとそうでないケースとでは、違いは明らかです。

静音性の対策が施されている箱の特徴
  • 衝撃を吸収するための吸収剤が使われている。
  • 吸収剤やゴムパッキンなどで音がもれないようにしてある。
  • 振動抑制シートがついている。

また、あとから振動抑制シートなどを自分で別途購入し、静音性を高めることも可能です。

3.冷却性

パソコンというのは、基本的に熱を発生させます。そして、熱に弱いのもパソコンの特徴と言えます。

パソコンの内部に熱がたまることで、パフォーマンスが大幅に落ちたり、最悪壊れてしまうため冷却機能というのはPCケースを選ぶ上で最重要なポイントです。

パソコン内部を冷却するためには、ファンや風をどうやって送り込める構造にするかを意識した設計にする必要があります。

冷却性が高いPCケースの特徴
  • ファンが複数搭載できるようになっている。
  • 熱を外に流しやすいアルミが使用されている。
  • 密閉されておらず、網目状のパネルになっている。

4.拡張性(作業のやりやすさ)

拡張性の高さというのは、メンテナンスがやりやすかったり、最新のパーツ向けに設計されたものが多く、比較的新しいモデルのPCケースが多い傾向にあります。

正直、メンテンスがやりやすいか否かというのは、好みもありますが、多くの自作PC勢が認めているものは大きく外すことは無いので、選ぶ際は周りのレビュなどを見ながら選ぶことをおすすめします。

5.素材

素材は主に2種類あります。

素材種類
  • アルミニウム性
  • スチール性

それぞれメリットがあるため、自分の環境に合った素材を選択することをおすすめします。

アルミニウムの特徴・メリット
  1. 熱伝導性が高いため、冷却性能に優れている。
  2. 軽い。
  3. 錆びにくい。
スチールの特徴・メリット
  1. 耐久性が高い。
  2. アルミニウムより安い。
  3. 頑丈な設計になっているため、静か。

【用途・目的別】2019年おすすめの人気パソコンケース

ここからは、2019年おすすめの人気パソコンケースを用途や目的別に解説していきたいと思います。

静音性(脆弱性)重視『P110 Silent』

圧倒的な静音性と拡張性を備えたATX対応ミドルタワーPCケース P110 silent

静音性に優れたミドルタワー型のPCケースです。

価格も10000円弱で購入できるため、平均よりも多少安いくらいの価格帯です。また、拡張性にも優れている設計が施されているため、メンテンスもやりやすいはずです。

特徴
  • 静音性に優れている。
  • 10000円弱とリーズナブル
  • 拡張性に優れている。

冷却性重視『U4S』

JONSBO U4シリーズ 左側面全面に強化ガラスを採用したATXマザー対応のアルミニウムPCケース U4S

冷却性に優れたミドルタワー型のPCケースです。

素材にアルミニウムが使用されていることと、内部の設計が冷却性を重視したPCケースです。このPCケースを使用していて、PCケースが原因でパフォーマンスが落ちるということはまずないです。

拡張性(作業のやりやすさ)重視『H700i』

NZXT H700i ミドルタワー RGB LED 制御 HUE+ & ファン制御 GRID+V3 機能搭載 [ Matte WHITE ] CA-H700W-WB

拡張性に優れて、全体的なコスパが高い機能性に優れたミドルタワー型のPCケースです。

最新PCパーツのパフォーマンスの高さを紹介したり、売れ筋のPCパーツなどを解説するPC雑誌で有名なDOS/V POWER REPORTが、1位にしてきたPCケースです。

また、機能性の他にも冷却性にも非常に優れており、水冷ラジエータに対応しているおり、PCケースの中でも非常に綿密に考えられて設計されています。

価格が27,000円ほどかかりますが、払う価値のある一品と言えるでしょう。予算があるパソコンガチ勢の方に一押しのPCのケースです。

特徴
  • PCパーツの雑誌で見事一位を獲得したPCケース
  • 拡張性に優れている。
  • 冷却性に優れている。
  • 販売価格は約27,000円

まとめ

ここまでPCケースについてまとめてきましたが、用途や目的を明確にした上で、合ったものを選ぶことが最も重要です。

最後にご紹介した、『H700i』が個人的には一押しのPCケースです。デザイン性・機能性が最骨頂の一流品とも言えるので、手の出せる方はぜひ利用してみてください。

また、土日休み.comでは、PCケースの他にもトレンドのPCパーツを解説したり、2019年に人気のパソコンを用途別に紹介しています。興味のある方は下の関連記事を参考にしてみてください。


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