家庭用プリンターと業務用プリンター(複合機)の違いとは?どちらを導入すれば良い?

「オフィスにプリンターを導入したいけど、業務用の複合機は高いし、家庭用でいいのかな?」

このようにお悩みの会社さんも多いようですね。

今回の記事では家庭用プリンターと業務用プリンター(複合機)の違いをまとめた上で、あなたの会社にはどちらが合っているかという目安をお話したいと思います。

家庭用プリンターと業務用プリンター(複合機)の違いとは?

家庭用プリンターと業務用プリンターの主な違いは以下の通りとなっています。

項目家庭用プリンター業務用プリンター(複合機)
大きさコンパクトで移動可能大きくて簡単には移動できない
本体代金安い高い
ランニングコストインク代が高い多く印刷するほど割安
性能インクジェット方式がほとんど。
画質や文字の綺麗さは期待できない
レーザー方式がほとんど。
家庭用プリンターより優れている
耐久性壊れやすい。修理や
メンテナンスは基本的に有償
家庭用より高い。
カウンター保守契約をすれば
修理・メンテナンスがつく
印刷速度遅い(15/分以下)速い(20/分〜)
印刷枚数の目安(月)100枚〜500枚1000枚以上
導入方法家電量販店や
インターネット通販
販売会社や営業マンを通して契約

 

こちらの表は本当にざっくりです。簡単に言えば、「性能は期待できないけど本体代が安くてお手軽に導入できる」のが家庭用、「性能は良くて大量に刷るならお得だけど、敷居がやや高い」のが業務用プリンターです。

会社の規模や業務によっては家庭用で十分ということもあります。

では、一つ一つの項目について細かく解説していきます。

大きさ

こちらはイメージ通りだと思います。
家庭用といえば、このようなものを指しますよね。

対して、業務用のプリンター(複合機)はこのように大型のものになります。

複合機の場合は置き場所を考えて確保したり、場所移動やオフィス移転などの際に手間がかかるといったことがあります。

 本体代金

こちらは性能に差がある以上当然ですが、家庭用プリンターは安く、業務用プリンターは高いです。

家庭用プリンターは10,000円〜50,000円で導入できます。

業務用プリンターの場合は一括購入かリースかを選ぶことになります。
一括購入の場合は300,000円〜1,000,000円(性能によって)、リースの場合は5年間の間月々10,000円〜20,000円程度支払います。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【2019年最新】法人向け業務用複合機おすすめランキング!選び方・メーカー12選を徹底比較!

2019年6月6日

ランニングコスト

こちらが、かなり違いの出てくるところです。

家庭用プリンターの場合、ランニングコスト(購入後に定期的にかかってくる費用)は、紙代とインク代です。
家庭用プリンターのインク代金はかなり割高になっています。

一方、業務用プリンターの場合は紙代、カウンター料金、リースの場合はリース代、です。

カウンター料金は「インク代とメンテナンス・修理費を無料にしてあげるから1枚印刷するごとに決まっているお金を払ってね」という料金です。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

「1枚ごとに料金がかかるなんて、なんだか損している気分だなぁ」とお思いの方もいるかもしれませんが、家庭用のプリンターを1枚ごとの料金に直すと、そうでもないことが分かります。

モノクロカラー
家庭用プリンター1枚あたり10円/1枚20円/1枚
カウンター料金1.2円/1枚10/1枚

※カウンター料金は一例です。実際はもっと高かったり、安かったりします。

1枚あたりの印刷代金はカウンター料金がダントツで安いことがわかります。
もちろん、契約した料金にもよりますが、家庭用より高くなるケースはほぼありません。印刷枚数が多ければ多いほど業務用プリンターの方ががお得に使用することができます。

性能

できることは基本的に一緒です。こちらは、用途に合わせてどのような機種を選ぶかですね。

家庭用プリンターでもA3用紙に対応しているものやFAXが付いているものもありますし、複合機でもA4までしかできないものやモノクロ印刷のみの機種もあります。

ただし、印刷の質という面では、業務用プリンターの圧勝です。こちらは値段的に仕方のないことですが、家庭用プリンターを使う場合には画質や発色、文字の鮮明さは期待しない方がいいでしょう。

そもそも家庭用プリンターとビジネスプリンターは、印刷方式に違いがあります。
詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。別記事の該当箇所に飛びます。

耐久性

耐久性についても、やはり業務用プリンターの方が優れています。

そもそも、プリンターによって想定されている印刷枚数が違います。
そして家庭用プリンターは大量印刷を想定して作られていないため、「100枚一気に印刷する」といったことをやっているとすぐに紙詰まりや故障を起こします。

家庭用プリンターの場合、保証が終われば修理は有償になりますので、やはり大量印刷には向きません。

業務用の方はそのような大量印刷にも対応できますし、カウンター料金を払っていればメンテナンス・修理にもお金がかからないので安心です。

印刷速度

家庭用プリンターには印刷速度も期待できません。速くて10/分程度だと考えておきましょう。カラー印刷の場合はもっと時間がかかりますから、頻繁に印刷をするには業務効率が落ちるでしょう。

業務用プリンターの場合は20/分〜80/分のものまで幅広く存在します。ただし、一般的な用途であれば20/分で問題なく使用できるでしょう。

印刷枚数の目安(月間)

こちらはおおよその目安です。後ほど、詳しく解説します。

導入方法

家庭用プリンターは家電量販店やアマゾンなどで手軽に購入することができます。

対して、業務用プリンターは販売店にお問い合わせをして、営業マンを通して購入するのが一般的です。

業務用プリンターの場合はメーカーが意図的に価格を隠していたり、販売店が大きく中抜きしているなどの理由でボッタクられているケースが数多く見受けられます。

家庭用プリンターと業務用プリンター(複合機)はどう選べば良い?

では、結局家庭用プリンターと業務用プリンターのどちらを選べば良いのでしょうか?

基本的には、月間の印刷枚数を目安に決めると良いでしょう。

家庭用プリンターの導入をオススメできるのは月間の印刷枚数が100枚〜500枚の会社です。単純計算で、1日に16枚程度までですね。

この程度でしたら問題なく使用でき、インク代と紙代もそこまでかからないので、業務用プリンターを導入するよりお得でしょう。

家庭用プリンターに向いているのはこんな会社!
  • 月間印刷枚数が100枚〜500枚で、とにかく安く使用したい会社
  • 一度に50枚以上の印刷をしない会社
  • 画質などはそこまで気にしない会社

一方、業務用プリンターは月間印刷枚数が1000枚以上の場合にオススメです。
やはり性能は格段に高く、カウンター料金さえ支払えばインクを購入する手間やメンテナンス・修理でお金がかかるということもないですし、トラブルの際も業者が来て迅速に対応してくれます。

業務用プリンターに向いているのはこんな会社!
  • 月間印刷枚数が1000枚以上
  • 頻繁に印刷をする
  • 一度に大量印刷することが多い
  • 画質や文字の鮮明さを重視する会社

まとめ

ここまで家庭用プリンターと業務用プリンターの違いについて解説してきました。

営業マンは、あたかも業務用プリンターを導入しなきゃいけないというようにトークをすることもありますが、月間の印刷枚数が少ないのであれば家庭用プリンターの方が安く済むケースもあります。

ただし、一度に大量印刷をする場合や、月間の印刷枚数が多くなる場合は、業務用プリンターを導入した方が安く済むこともあるでしょう。

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