この記事ではHP(ヒューレット・パッカード)の複合機についてレビューしていきます。
「HP製複合機の評判は?」
「HP製複合機を導入するメリット・デメリットは?」
「HP製複合機の特徴は?」
など、HP製の複合機に関する2020年現在の最新情報をご紹介致します。
複合機・プリンター・コピー機の選び方とは?
HPの複合機について解説する前に、複合機を選ぶ上でのポイントを解説していきます。
複合機を選ぶ上で重要な判断基準は主に8つあります。
- 導入コスト
- ランニングコスト(インク代・カウンター料金)
- 対応している紙の規格(A3・B4・A4・B5)
- 印刷速度
- 印刷の品質・画質
- 本機の大きさ・サイズ
- FAX・スキャナーの有無
- その他オプション・カスタマイズ機能
この8つの判断基準の中でも特に重要なのが、コスト面です。
複合機は複合機本体の代金やそれを設置するための費用である導入コストと紙代・インク代等ランニングコストの2つがコストとしてかかります。
最近は技術の進歩によって、複合機はどのメーカーのものを利用しても性能面では重大な違いはありません。ただしコストに関してはメーカーや製品によって変わってきますので、やはり出来るだけコスパの良いものを選ぶのが良いでしょう。
詳しい複合機の選び方については、下の記事にまとめてあります。
複合機をお得に導入するには?一括購入・レンタル・リースどれがおすすめ?
複合機には主に3つの契約方法があります。
- 一括購入契約
- リース契約
- レンタル契約
購入 | リース契約 | レンタル契約 | |
メ リ ッ ト | 長期的に使うと価格は割安 | 初期費用がほとんどかからない | 必要な時に必要な 期間だけ利用できる |
会社の所有物として自由に 売買などの処分ができる | 経費計上が可能 | 経費計上が可能 | |
メーカーと直接の 繋がりができる | 最新の機種を使用できる | ー | |
デ メ リ ッ ト | 初期費用が大きい | 契約期間中の解約ができない | 機種は選べず 中古のものがほとんど |
30万円以上の機種は 経費計上ができない | 所有権はリース会社にある | リース契約より使用料が割高 | |
安い機種を探すと 中古の型落ち品になる | 料金は購入した場合に比べ やや割高になることが多い | ー | |
原価償却のための 事務処理が必要 | ー | ー |
HP(ヒューレット・パッカード)の複合機ってどうなの?メーカーの特徴・評判・口コミは?
ここからはエプソン複合機の特徴や評判を解説していきたいと思います。
HP(ヒューレット・パッカード)複合機の特徴
HPは、日本ではそこまで知名度・シェア共にありませんが、世界の複合機シェア率では堂々の1位を獲得しています。(2020)
そんなHP複合機の特徴は以下の通りとなっています。
- インクジェット方式とレーザー方式が両方ある
- セキュリティ対策に力を入れている
- 価格は高め
業務用のプリンターというと、トナーの粉をレーザーによって定着させるレーザー方式が一般的ですが、HPは業務用でもインクジェット方式を採用しています。インクジェット方式の利点は本体価格が安く済むことと、(高価な紙を使えば)画像が鮮明に印刷できるという点です。
逆に、印刷速度が遅いというデメリットなどから業務用にはむかないとされていたのですが、近年ではそれらも改善されているのでどっちもどっちと言えるでしょう。
HP(ヒューレット・パッカード)の複合機はシェア率はどのくらい?
HP製の複合機の稼働率シェア率は0.2%以下です。
複合機全体のシェア率としては、トップ3が1位の富士ゼロックス約35%、2位のリコー約25%、3位のキャノン約20%というようになっています。
正直、ある程度大きな会社が運営していれば、そこまで性能面での差はなく、複合機の性能面を単純に比較してもさほど変わらないのが実情です。
逆に、シェア率の高いメーカーほど製品の価格が高い場合もあるので、一概にシェア率が高ければよいというわけではありません。
HP(ヒューレット・パッカード)複合機の口コミ
ヒューレットパッカードの複合機を実際に導入した会社様の口コミを土日休み.comで調査したところ、以下のような口コミをいただきました。
良い口コミ
「セキュリティの心配をする必要がなくなった」
悪い口コミ
「ランニングコストが割高」
「半年ほどで紙詰まりなどのトラブルが頻繁に起こるようになった」
HP(ヒューレット・パッカード)を導入するメリット・デメリットとは?
ここからはHPの複合機を実際に導入するメリットやデメリットをご紹介していきます。
HP(ヒューレット・パッカード)複合機を導入するメリット
HPの複合機を導入するメリットは、セキュリティ面が万全という点です。
HPはセキュリティの高さを売りにしている複合機です。
マルウェアが侵入しても自動で対処をし、修復する機能が付いています。
- セキュリティは万全
HP(ヒューレット・パッカード)複合機を導入するデメリット
HPの複合機を導入するデメリットは主に2つあります。
1つ目のデメリットは、価格が割高になるという点です。
HPの複合機は性能面では他のメーカーとあまり変わらないものの、価格はやや割高になっています。
本体価格・ランニングコスト共に値段のみで見るなら、他社の方が安く済むことが多いでしょう。
2つ目のデメリットは、導入事例が少ないという点です。
オフィス製品を20年以上扱っている土日休み.comのネットワークを駆使しても、2件しか導入した会社の話を聞くことができませんでした。
導入事例が少ないため未知な部分も多く、あなたの会社にあっていると断言することはなかなかできません。
- 価格は割高
- 導入事例が少ない
HP(ヒューレット・パッカード)のおすすめ複合機・プリンターはどれ?
ここからは、HP製複合機で2020年現在どの複合機がおすすめかをご紹介していきたいと思います。
なお、HPにはモノクロのみの複合機や、A4タイプの複合機もありますが、ここではA3サイズのカラー印刷を想定した複合機を扱います。
スタンダードな複合機を選ぶなら『MFP M775z』
A3カラー複合機の中でもレーザー方式でスタンダードな性能である『MFP M775z』がおすすめです。
『MFP M775z』のスペックは以下の通りです。
印刷速度(分) | カラー30枚・モノクロ30枚 |
最大用紙サイズ | A3,SRA3 |
コピー機能 | ◯ |
プリントアウト機能 | ◯ |
両面印刷 | ◯ |
FAX機能 | ◯ |
タッチパネル | ◯ |
USB無線LAN接続 | ○ |
ネットワークスキャン機能 | ◯ |
メンテナンス | ○(1年間・修理は翌日) |
『MFP M775z』は基本的な機能をすべて備えたスタンダードな機種です。
HP(ヒューレッド・パッカード)の複合機が向いている会社・向いていない会社
ここまでHPの複合機を導入するメリット・デメリットや各製品の特徴などをご紹介してきましたが、HPの複合機に向いている会社と向いていない会社をまとめると以下の通りです。
HP(ヒューレッド・パッカード)の複合機が向いている会社
HPの複合機が向いている会社は以下の通りです。
- セキュリティ面を万全にしたい
HP(ヒューレッド・パッカード)の複合機が向いていない会社
HPの複合機が向いていない会社は以下の通りです。
- サポートを充実させたい
- とにかく安く導入したい
まとめ
ここまでHP製の複合機についてまとめてきました。
導入事例も少なく、セキュリティ以外に秀でた点が見当たらないため、国内シェアも高く信頼性のあるブランドを差し置いてまでHP製の複合機を導入するメリットは今の所あまりないでしょう。
他の複合機の最新事情や自社に合った複合機の選び方などは、下記の記事でまとめています。
複合機サーチサービスについて
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「複合機を導入したいがどんなものが良いのか分からない…」
「現在の複合機にかかる費用が高いと感じる」
「ちょうどリースが終わりそうで入れ替えを検討している」
という方はぜひ一度利用してみてください。詳細は下の記事にまとめてあります。
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