日本では、インチという単位に馴染みがなく、「◯◯インチのモニタ」と言われて、イメージがつく方は案外少ないと思います。
では、センチとかの表記に書き換えれば良いじゃないか!と思ってしまいますが、残念ながらそれもできません。モニタのサイズというのは法律でインチで表記しなければならないと表記されています。
つまり、インチに慣れていくしかないというわけです。
ということで、モニタのサイズというのに焦点を絞り、今回は19インチのモニタについて解説していきたいと思います。サイズ感ではなく、ディスプレイの総合的な選び方を知りたいという方は下の記事にまとめてあるので、そちらを参考にしてください。
19インチパソコンモニタのサイズ感は?
19インチのモニタについて解説する前に、モニタで使用する”インチ”という単位について誤解がある方が結構いるので、簡単に解説しておきます。モニタでのインチという長さは、モニタの角と角の対角線の長さを表したものです。
対角線の長さだけだと、横と縦の長さは自由なのか?と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。モニタの横縦の比率が業界内で決まっており、主に2種類あります。
1つ目が正方形に近いスクエア型で横縦比が4:3という規格、2つ目が横に長い長方形のワイド型で横縦比が16:9という規格です。
主にこの2種類に分かれていますが、最近ではワイド型のモニタが主流です。理由としては、ワイド型の方が何かとメリットが多く、扱いやすいからです。細かい理由について知りたい方は下の記事にまとめてあるので、ここでは解説を省きます。
話を戻しまして、19インチのモニタにもスクエア型とワイド型があり、サイズの詳細は以下のようになっています。
スクエア型
- 対角線:48.3センチ
- 縦:29.0センチ
- 横:38.6センチ
ワイド型
- 対角線:48.3センチ
- 縦:23.7センチ
- 横:42.1センチ
19インチモニタの特徴としては、少し小さめな作業用ディスプレイという感じで、会社のオフィスに並べる際に、机と机の感覚が狭いときに利用するには適しています。
19インチのパソコンモニタの平均価格は?
19インチモニタの平均価格は、¥10,000~¥20,000といったところです。
もちろん、19インチでもっと¥20,000以上のモニタもありますが、あまり人気ではありません。19インチのモニタは比較的小さいため、お金をかけて画質を良くするというよりは、作業をするための小型モニタのような扱い方をされることが多いです。
23インチ以上のモニタの場合は、画質を意識して購入する割合も一定数いますが、19インチの場合はなるべく安くしたいという需要の方が多いイメージです。
結果、19インチのモニタは¥20,000以下が人気ということになります。
2019年おすすめ19インチのパソコンモニタ
BenQの19.5型ディスプレイです。
なんと言っても価格が¥10,000を切っているにも関わらず、解像度が1600×900と比較的高いことが大きな特徴。一般的なの19インチモニタの場合は、解像度が1366×768のものが多い。
なぜか他の19インチモニターの価格よりも安く、さすがは天下のBenQ様という感じです。また、モニタのパネルが目に優しいノングレア仕様になっているのもポイントです。
このモニターは価格面、機能面両方を加味してもおすすめの一品です。
- 19.5インチ ワイド型ディスプレイ
- 解像度:1600×900
- ¥9000前後で購入可能!
- 保証:期間は不明だが1~3年はある。
まとめ
ここまで、19インチディスプレイについてまとめてきましたが、デスクワークなどのために、安く手軽なモニタを手に入れるにはサイズや価格面的にもコスパが良いのでおすすめです。
ただし、ゲームをする場合は、応答速度や解像度が低いものは正直避けた方がいいです。特にFPSなどの忙しいゲームをする場合は、ゲーミングモニタを使うことを強くおすすめします。
結論、19インチディスプレイはデスクワーク用のモニタとしてはおすすめです。その他の場合には、どのような用途でモニタが欲しいのかを今一度確認してから、必要スペックを見直しましょう。
下の記事にディスプレイの選び方や2019年のおすすめモニタをまとめてあるので、もしよければ参考にしてください。
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