今回、土日休み.comでは、モニタをパソコンに接続するときに必要な端子について解説していきたいと思います。
パソコンのモニタ接続に使う端子
パソコンのモニタ接続のときに使う端子は主に4種類あります。
- VGA端子(D-Sub15ピン)
- DVI端子
- HDMI端子
- Display Port端子
以上4つの端子の中には、主流なものからマイナーなものまでありますが、ここからそれぞれの端子について解説していくので安心してください。
VGA端子(D-Sub15ピン)
VGA端子は、別名D-Sub15ピンと言います。現場では、「D-Sub持ってきてー!」なんて感じに頻繁に使われたりします。見た目は青色の部分が目立つのでそれを目印にしても良いと思います。
最近ではあまり使われなくなってきましたが、古めの会社にあるディスプレイなどではまだ頻繁に使用されていたりします。
このVGA端子は、アナログ接続をするための端子で、最大出力解像度は2048×1280となっています。
デジタル信号を一度穴開ログ信号に変換し、再度デジタル信号に変換し、モニタに出力するため、アナログ信号に変換することなくデジタル出力のまま出力するHDMI端子などと比べて画質が落ちる傾向にあります。
また、VGA端子の小型の端子も存在します。
DVI端子
DVI端子には、DVI-D端子とDVI-I端子のさらに2種類があります。
DVI-D端子は、デジタル専用の端子で、DVI-I端子はデジタルとアナログの両方の接続に対応しています。
一般的に仕様されているのが、DVI-D端子です。
HDMI端子
HDMI端子は、現在モニタ接続に最も仕様されている端子で、HDMIとMini HDMI端子の2種類があります。大きさがMini HDMI端子の方が小さいこと以外では特に違いはありません。
HDMI端子は、映像や音声を一本のケーブルで全てを出力することができるため、多くの製品に採用されています。
また、アメリカのモニタ製品のほとんどがこのHDMI端子を採用しているため、海外の会社のモニタ製品などを仕様する場合は、このHDMI端子は必須です。
パソコンにHDMI端子があるか再度確認しておきましょう。もし指定の端子が搭載されていなかった場合の対処方法は本記事の下で解説しているので一旦省きたいと思います。
必要度レベル:★★★★★
Display Port端子
Display Port端子は、形以外はHDMIと似ていおり、映像や音声を一本のケーブルで出力することができます。また、HDMIと同じく、Miniバージョンのケーブルもあります。
Display Port端子は、HDMI端子よりも小型であることからパソコン業界で広く採用されてる傾向にあります。
さらに、Display Port端子は、HDMI端子よりも価格が安いのも大きな特徴です。Display Port端子のコストが安いのには理由があります。実は、HDMI端子にはライセンス料が発生しています。それに比べてDisplay Port端子はライセンス料という制限がないため、低コストで生産できているというわけです。
必要度レベル:★★★
買ったモニタに必要な端子がない場合
「すでにモニタを買ってしまったは良いけど、パソコンに必要な端子がない!」という場合は、変換器を購入しましょう。例えば、VGA端子→HDMI端子に変換することが可能です。
Amazonや家電量販店などでも普通に売られていますが、なぜか最近ではAmazonの方が安い傾向にあります。もし、購入する予定があるのであればAmazonでの購入をおすすめします。
まとめ
ここまで、モニタの接続端子について解説してきました。最後に、端子のまとめとして表を用意したので、復習につかってください。
接続端子 | 分類 | 価格 | 必要度 |
VGA端子(D-Sub端子) | なし | ¥500~¥700 | ★★★ |
DVI端子 | DVI-D | ¥500~¥1,500 | ★★★★ |
DVI-I | ¥500~¥1,500 | ★★ | |
HDMI端子 | HDMI | ¥500~¥1,000 | ★★★★★ |
Mini HDMI | ¥1,000~¥2,000 | ★★★★ | |
Display Port端子 | Display Port | ¥500~¥1,000 | ★★★★ |
Mini Display Port | ¥500~¥1,000 | ★★★★ |
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