「パソコンの処理が重い!」
今、あなたのパソコンが重いのはメモリ不足が招いていることかもしれません。特に、OSでWindows10を使っている人はその確率がグッと増します。Windows10というOSは、他のOSと比べるとメモリ使用率が高いです。
今回は、Windows10のOSにはどのくらいのメモリ容量が必要なのかを解説し、今あなたのパソコンには一体どのくらいのメモリを必要としているのかを分析していきます。
Windows10のOSに必要なメモリ容量とは?
WnidowsのOSを提供しているう公式が、OSを動かすための必要最低限のメモリ容量から見ていきましょう。
OSの種類 | メモリ最低容量(64bit) | メモリ最低容量(32bit) |
Windows10 | 2GB | 1GB |
公式は、64bit版OSには2GB、32bit版のOSには1GBのメモリ容量を要求しています。つまりは、最低でも1GBもしくは2GB無いとWindowsのOSが動かないということです。
しかし、公式が表記しているのでメモリの最低必要容量です。快適に動かせるようにするためには正直2GBでは足りません。その証拠に、実際に僕のパソコンがWindowsを起動しているだけで、どのくらいの容量を使っているのかを見てもらえれば明らかです。
僕が普段使用しているノートパソコンのWindowsを起動しているだけのときのメモリ使用数です。ここで、「あれ、2GBを超えてるのはなぜ?」と思う方もいるでしょうが、これは当たり前の話です。
「WindowsというOSだけを起動して終わり!」という人はまずいません。実際には、インターネットを使って何かを調べたり、WordやExcelなどのソフトウェアを使う人もいると思います。
これらすべて、メモリを使うため、実際には最低2GBではなく、もっと必要になってきます。
快適にWindows10を動かすのに必要なメモリ容量は?
「快適にWindows10を使用するにはどのくらいのメモリ容量が必要か?」
結論から言いますと、4GBは最低欲しいです。できれば8GB以上がおすすめです。僕は16GBを使っていますが、16GBあれば基本的にメモリ不足でパソコンが重くなるということはありません。8GBだと重いソフトなどを複数使っていると不足する可能性があります。
容量 | 状況 |
1GB | そもそもOSが起動しないかも。 |
2GB | フォルダを開くだけでメモリ不足になる。 |
4GB | 最低限度のメモリ容量 |
8GB | メモリ不足には困らないかも。 |
16GB | 最高! |
4GB以下でWindowsを動かしたい場合は?
4GB以下でWindowsを使用する場合は、常にメモリ不足と戦う必要があります。しかし、全く使えないわけではないので、なるべく快適に使えるようにする方法を1つご紹介します。
その方法とは、32bit版のOSを使うことです。
32bit版のOSは64bit版と比べると軽く、重くて使い物にならないという場合には32bit版にすると軽くなります。しかし、32bit版は処理能力が大幅に下がってしまいます。
また、マザーボードによっては32bit版が対応していない可能性もあるので、その点はお使いのマザーボードを調べてみてください。
パソコン全体でどのくらいのメモリ容量が必要?
先にも解説しましたが、ただOSを起動させるのと、パソコンを使って作業をするのでは必要なメモリは全く違います。
例えるなら、野球に必要なバットやシューズやグローブを持っていない選手が予算5万で必需品を買いに行ったときに、5万円のバットを買って、他のシューズやグローブなどを買えなかったら野球というゲームはできません。まさに本末転倒です。
しかし、これはメモリも同じです。Windowsを起動するだけなのであれば、2GBで足りるかもしれませんが、起動して維持しているだけで全てのメモリを使用していては他にメモリの容量が避けず、パソコンとしての機能しないというわけです。
長くなりましたが、Windowsを使用する上で最低限必要なメモリは4GBです。可能なら8GB以上はほしいところです。16GBあったらメモリ不足という理由でパソコンが重くなることはまずないと思ってもらって構いません。
メモリの最適容量に関する詳細や今売れ筋のメモリ事情が気になる方は下の記事を参考にしてください。
まとめ
ここまでWindows10を快適に使用するためのメモリの適正容量についてまとめてきましたが、メモリが4GB以下の場合は、他のパーツもあまり性能としては良くない場合が多くあります。
そのため、もしパソコンを快適に使用したい場合には、新しいパソコンを購入することをおすすめします。
土日休み.comではパソコンのパーツや本体、周辺機器などの売れ筋情報などの最新情報を更新し続けています。今、売れ筋のおすすめパソコン事情が気になる方は下の関連記事を参考にしてみてください。
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